
これなら折れたかいがあったってもんだ。
骨折した友人のギプスに落書きするなんて昔からあるお決まりネタは古い! これからはデザインギプスで骨折中もスタイリッシュに。ニュージーランドにあるヴィクトリア大学ウェリントン校の卒業生ジェイク・エヴィル(Jake Evill)さんが、コンセプトプロジェクトとして取り組んでいるのがこれ、3DプリントギプスのCortex。
Cortexのギプスは、軽くて通気性もよく洗うことができ薄い。さらに、Cortexの材質はリサイクルが可能。何より、見た目がSci-Fiぽくてかっこいい。
現時点ではまだまだ試作品ですが、今後、骨折部のレントゲン写真を用いて、3Dスキャン用の型を作るソフトウェアを開発できるようになれば最高です。骨折部分はしっかり密なデザインで、その周辺部分をオープンな作りにし、3Dプリントした複数パーツをはめて使うというのを考えているようです。
通常のギプス制作は3〜9分程度でできますが、完全にできあがるまでは24〜72時間必要、一方で3Dプリントギプスは3時間で完成。エヴィルさんは、今後の3Dプリントの技術革新によってはもっと時間を短縮できると期待をよせています。
[Jake Evill via Dezeen]
そうこ(ERIC LIMER 米版)
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