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野球ファンがほっこりした「ちょっといい話」

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 統一球問題でイメージがガタ落ちし、逆風吹き荒れるプロ野球。そんな中、今年前半、野球ファンをほっこりとさせてくれた「ちょっといい話」を日米の野球に精通するスポーツライター小島克典氏がピックアップ。ベストテンを紹介しましょう

1位:トロント・ブルージェイズで活躍する“ムネリン”こと川崎宗則。4月にメジャー昇格して以来大人気に

2位:大家友和、木田優夫、大塚晶文など、元メジャーリーガーが独立リーグで奮闘。元メジャー同士の投げ合いも

3位:山本昌、山崎武、谷繁、宮本慎也、中村ノリ、稲葉、ラミレスなどのベテランが活躍。記録ラッシュに

4位:脅威の打率.556をマークした「繋ぐDH」井端がWBC最優秀指名打者に選ばれる

5位:悲しみに包まれたボストンのため、レッドソックスを中心として、MLBがB STRONGキャンペーンを展開

6位:アリゾナ・ダイヤモンドバックスが障害を負い、メジャーの夢を立たれた選手を34位でドラフト指名

7位:1試合あたりの平均ホームラン数が去年の1.02から今年は1.50に激増し、野球の魅力が増す

8位:SNSを巧みに使いこなす若手選手が積極的に情報発信。ネット上とはいえ、ファン個人とダイレクトでコミュニケーション取る新しい時代に

9位:歴代の日本人メジャーリーガーが50人を超える。松井秀喜が引退するなど、日本人メジャーリーガの世代交代も

10位:これまでは別の道を歩んでいた国際野球連盟と国際ソフトボール連盟が統合。五輪の正式種目復活を目指す

次点:韓国野球が面白い! 新球団ラッシュに湧くなど、韓国野球が盛り上がる。隣国の活況は日本にも好影響を与えることになるはず

 このベストテンについて、選者の小島氏はこうコメントをくれました。

「1位の川崎宗則は、オモシロキャラとして語られがちですが、日本人が軒並み活躍できなかった内野手としてマイナーからメジャーに這い上がったのはスゴいこと。メジャーで唯一カナダに位置する球団なので、給料がカナダドル建てだったり、生活環境が他の29球団と比べてややこしい。そんな環境でよく孤軍奮闘していると思いますよ」

 異国の中でも更に異国という条件で頑張る姿を見れば、野球ファンでなくとも応援したくなりますね。

 続いて2位の独立リーグ。週刊SPA!5月21日号でも大家選手の特集を組みました。

「独立リーグでは、大家友和、木田優夫、大塚晶文など、ベテラン元メジャーリーガーが揃って現役生活を続けています。選手たちは大いに刺激を受けているハズです。あとは長嶋&松井W国民栄誉賞の影に隠れてしまった感もありますが、谷繁さん、中村ノリ選手の2000本安打などベテラン選手の記録達成は胸アツでしたね」

 9位の「日本人メジャーリーガーが歴代50人を超える」も見逃せません。日本の野球のスタイルが世界に通用する証ともいえるでしょう。

「五輪正式種目復活を目指して、野球とソフトボールが手を組んだのも大きなニュースでした。ほかには繋ぐDHの井端がWBCでベストナインに選ばれたことは意義がある。打つ=飛ばすというこれまでの野球観賞が世界的に変わってきている証拠です」

 お陰様で25週年を迎えた本誌「週刊SPA!」。6月25日発売号は普段と違う平綴の保存版! そこで、覚えている人ももはやいないかもしれないけど、かつての名物企画だった「裏ベストテン」を復活させてみました。

 ラインナップは上記の「『プロ野球界ちょっといい話』ベストテン」以外にもこんな感じのラインナップが25本!(25周年だけに)

●ブラック企業経営者の迷言ランキング

●ネット選挙で炎上しそうな政治家失言ランキング

●芸能記者が狙う離婚しそうな有名人カップルランキング

●これが効く! エナジードリンクランキング

etc…

 こちらも合わせてお読みください。 <文/週刊SPA!編集部>



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