「部長が参ります」
「社長が参ります」
「(取引先の)田中様が参ります」
実は「参る」は尊敬語ではなく謙譲語なので、この敬語表現は間違いです。
「参る」とは
「参る」は「行く」の謙譲語として使います。謙譲語とは、自分の立場を下げることで相手の立場を上げる敬語です。今回は、「目上の人が行く」といった表現で使いたかったはずです。
しかし、「部長が参る」では、私より立場の低い部長が行くという意味になるので間違い敬語となります。正しく表現するにはどうすればよいでしょうか?
「参る」の正しい使い方
「参る」は「行く」の謙譲語のため、
「16時に参ります」
「17時にお迎えに参ります」
のように使います。「部長が参ります」は尊敬語のように聞こえるので間違って使っていた人は注意しましょう。また、「行く」の尊敬語を使いたい場合は、「いらっしゃる」「おいでになる」「お越しになる」を使うようにします。敬語の変換間違いには注意しましょう!
「「行く」を敬語に変換しよう!」の詳細を調べる
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「16時に参ります」
「17時にお迎えに参ります」
のように使います。「部長が参ります」は尊敬語のように聞こえるので間違って使っていた人は注意しましょう。また、「行く」の尊敬語を使いたい場合は、「いらっしゃる」「おいでになる」「お越しになる」を使うようにします。敬語の変換間違いには注意しましょう!
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