
ウェブサイトのトラフィックの61.5%が、実は自動化されたbot(ボット)によって生成されていることが明らかになりました。
なんとまあ…。えと、botさんこんにちは、私達のウェブサイトにようこそ!
Incapsulaのリサーチに明らかになったこの事実、botによるトラフィックは去年から21%も伸びているそうです。
21%もbotが増えている…?と聞くと何だか怪しげに感じますが、この自動化されたトラフィックの全てが悪いものではないようです。
botと言えば、データを盗むためだったりとんでもない広告をポストするための悪意のあるものと思われがちですがリサーチャーによれば、今年大量に増えた分は「良いbot」であって、55%がさらにアクティブになっているとか。
これらのようなインデックスコンテンツは、ウェブページの分析や将来的なウェブページの保存するのに役立ちます。実際には「悪意ある」行動をするbotは減っているようで、例えば自動的に投稿されるスパムリンクの頻度は75パーセント落ちているとのこと。
90日間に、2万以上のサイトで14.5億のbotの訪問を観測しました。Google Analyticsで解析できない謎のアクセス元のほとんどがbotの仕業だったということでしょうか。
[BBC]
Image by Cubosh under Creative Commons license
mayumine(JAMIE CONDLIFFE/米版)
■あわせて読みたい
・これが未来のコート!? スマホを充電し高速通信も利用可能なスマートコート「M」