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「したまちコメディ映画祭」開幕! 「いずれ日本映画界もバランスがいい時代に戻る」 総合Pいとうせいこうが語る自信と実績、そして展望

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酷暑が過ぎれば、映画の秋! 今年も浅草、上野と東京の下町が、映画と笑顔でいっぱいになるぜ! いとうせいこう氏が総合プロデューサーを務める「第6回したまちコメディ映画祭in台東」が13日(金)、開幕するが、今年のプログラムは例年以上に豪華なラインナップに! その実績と自信、そして“したコメ”が目指す、将来的な展望などを聞いた。

開口一番、「今回はベスト・プログラミング賞をスタッフに贈りたいですね(笑)」と絶対の自信を示すいとうP。もともと人気が高い「映画秘宝」presents 映画秘宝まつりなどは瞬殺で完売、それ以外のプログラムも充実しているため“裏番組”と「格闘するハメになりますよ(笑)」とホクホク顔だ。「何を観ようか迷う年になりました。今年は豪華な来日ゲストも予定しているので、開催中の多忙な自分を想像して、早くも楽しいですよ(笑)」。

“したコメ”は、かつて『キック・アス』、『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』、『宇宙人ポール』などを日本で当てる土壌を整え、昨年などは過去日本でも人気を集めたインド映画の復権を目指して、さまざまな試みを実践。実際、インド映画の『きっと、うまくいく』が大好評だったことは記憶に新しいが、「そこまでヒットするとは誰も思っていなかった(笑)」と予想外の支持率に仕掛け人でさえ腰を抜かした。「それが、コメディーですよね。人の胸を打ってしまう喜劇は、日本にもマーケットがあることの証明になったわけ。“したコメ”を5回続けたという自信と実績を、僕は本当に実感しますね」。

今年はレートの影響と穏やかな気候も手伝って、観光客の集客にも期待がかかる。園子温監督の『地獄でなぜ悪い』など日本製のコメディーも多数紹介するので、「相乗効果が生まれれば」と映画祭の可能性に期待を抱く。そして若い映画人の育成にも注力して、映画祭だけでなく日本映画界全体の発展を視野に入れ、全プログラムを決めている。「僕たちは、彼らに成功してほしいわけです。だから、映画祭を通じて、支援しなければいけない。いずれ彼らが成功すれば、昔の日本映画界のように喜劇も悲劇もバランスよく共存する時代に戻ると思う」と最後に眼光鋭く展望を語るいとうP。確かにお涙ちょうだい映画は多いが、抱腹絶倒ムービーは少ない。“したコメ”に、未来がかかっていると言っても過言ではない!

「第6回したまちコメディ映画祭in台東」は、2013年9月13日(金)~16日(月・祝)開催!

【関連情報】
第6回したまちコメディ映画祭in台東
http://www.shitacome.jp/2013/index.shtml

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