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交流戦 パ・リーグ圧倒はデータのマジック? ヤクルト、DeNAを除くと……

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交流戦も終わり、プロ野球は21日からはリーグ戦に戻る。9年目を迎えた交流戦を振り返ると、パ・リーグ80勝、セ・リーグ60勝で、パが20も勝ち越す結果となった。過去の対戦成績は上記のとおりになる。

セが勝ち越したのは、わずか1度のみ。このデータだけ見れば、パとセの実力差は歴然としているように思える。

だが、データを細かく分析すると、一概にそうとも言えない。 パは、2007年、2010年、2011年、2013年と4度に渡り、大きく勝ち越しているが、これらの年に共通するのは、セ・リーグの2球団ないし1球団が数多く負け越しているのだ。セの下位球団の数字を引くと、一気に差が縮まる。

2007年
12位 広島5勝18敗1分 を除くと
→セ61勝 パ56敗

2010年
11位 ヤクルト9勝14敗1分
12位 横浜6勝18敗 を除くと
→セ44勝 パ49敗

2011年
11位 横浜7勝13敗4分
12位 広島6勝16敗2分 を除くと
→セ44勝 パ49勝

2013年
11位 ヤクルト7勝16敗1分
12位 DeNA7勝17敗 を除くと
→セ46勝 パ47勝

今年はパが80勝60敗で貯金20と圧倒したが、ヤクルト、DeNAを除けば、1勝しか差がない。交流戦でパがセより強いことは間違いないが、実際のところ、セの一部の球団が弱過ぎるとも言い換えられる。

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