日本の天才！ 三池崇史監督がプレゼンターを務める“三池崇史監督 presents 大人だけの空間”が六本木のビルボードライブ東京で開催され、映画『凶悪』トークショー付プレミア試写会を実施！ 本作を含めた夏の鑑賞必達映画を3本挙げ、三池節全開の熱い夜に！
あえての煙草と酒、小粋なトークで演出する大人だけの空間が毎回好評の同イベント。主宰の三池監督は、「すごく面白かったので、これは紹介しないと」と思い、映画『凶悪』、そして主演の山田孝之、白石和彌監督をゲストに招いた！ 「映画に対する考え方が変わる日になると思います。ホラーやスプラッター映画ではなく、人間の本質を観るという意味で怖い映画。山田孝之を尊敬した！ 監督として嫉妬！ この山田孝之の表情は、僕は撮ったことがない。リリー・フランキー＆ピエール瀧は、絶対こういう奴だなと思うほどリアルで、皆びっくりしますよ！」と饒舌モードでまくしたてて解説！ 期待を超煽った。
死刑囚の告発を受け、未解決の殺人事件を真犯人逮捕へ近づける雑誌ジャーナリスト・藤井を演じた山田は、「『凶悪』は、今の社会に対する問題がいろいろと出てきます。エンターテインメントとして観た後、一歩引いて日本の問題点を感じてもらえればと思います」と深遠なる作品に仕上がったことを報告！ 白石監督も、「今日が一般のお客さんに観てもらう初めてのワールド・プレミア。（ピエール）瀧さんが、映画が完成した時、『この映画を観ると、すべての欲がなくなる』と言っていましたが、早めにご飯を食べて最後まで楽しんで観てください（笑）」と作品が持っている異様な吸引力に言及！ これは楽しみだ！
「『凶悪』は原作とは違って映画にしか観えない、その人の性格が描かれている。全国で『凶悪』が公開されることは、映画界の大事件ですよ！」と惜しみない賛辞を贈る世界の三池！ 「この夏は『風立ちぬ』『パシフィック・リム』『凶悪』を観るといい。この3本で世界の映画事情と人間とは何かがだいたい分かる。『凶悪』は、監督や俳優の力が存在する。記憶に残る映画そのもののスゴさを感じてもらえればと思います」と最後は断言！ モントリオール世界映画祭への正式出品が決定した本作は、ある死刑囚の告白から始まった、張り詰めた緊張感が支配する極限のドラマ！ この日観ちゃった人たちに軽く嫉妬だぜ！
映画『凶悪』は、2013年9月21日（土）より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
【関連情報】
映画『爆心 長崎の空』公式サイト
http://www.bakusin-movie.com/
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