“天才子役”の名をほしいままにしている芦田愛菜ちゃん。「最近、露出が減ったのでは?」と思いきや、実はハリウッド映画『パシフィック・リム』(8月9日公開)出演のために渡米していたという破格っぷり。
取材現場に現れた愛菜ちゃんは、きちんと挨拶をし、終始ニコニコと笑顔を絶やさない。背筋をピッと伸ばし、長い撮影にもいたって協力的だ。すでに「芝居」に関してはこちらも舌を巻くようなプロフェッショナル精神があり、あまりに完璧な小学3年生ぶりに感服しきりだったが、話が学校や友達のことに及ぶと、年齢らしいコドモらしさがこぼれだす。
今、愛菜ちゃんの学校で流行っている本は『若おかみは小学生』と『黒魔女さんが通る!!』という児童書。どちらも大ヒットを記録している作品だ。そして、6月23日に9歳になる愛菜ちゃんに誕生日に何か欲しいものはあるのか、と尋ねたところ、満面の笑みで意外な答えが返ってきた。
「まだ考え中です。でも、今すぐほしいのはダンゴムシの飼育セットです」
ダ、ダンゴムシ? 最近の小学生事情に疎い我々が面喰っていると、嬉々としてそのセットのことを語りだす愛菜ちゃん。
「土とかエサが一緒に入ってて……エサとかはちょっとびっくりすると思うんですけど、アヒルのエサを水でぬらして、グチュグチュにしたのをあげるんです。緑の丸い物体。あとは枯れ葉とか、新聞紙も食べます。脱皮したばかりのはグミみたいなんですよ~。本当にプリンプリンで、手でつぶれちゃわないかな?って、ちょっとコワいんですけど」
学校のお友達もみんな育てているというダンゴムシのことを語る愛菜ちゃんは、女優として見せる表情とはまた違う魅力を放っていた。
※女優・芦田愛菜としての言葉は6/18発売の週刊SPA!「エッジな人々」でたっぷりと堪能していただきたい。
<本誌構成/結城雅美 撮影/植松千波 再構成/SPA!編集部>
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