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芸人キャストが冴えまくり! しっくりきすぎる「救命病棟24時」の出演者たち

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2013年夏ドラマが続々とスタートしています。なかでも人気シリーズの「救命病棟24時」が約3年半ぶりに帰ってきました。松嶋菜々子、佐々木蔵之介、時任三郎、段田安則と芸達者な俳優・女優が出演してます。今回は、そんな出演陣のなかでひときわ輝いている芸人キャストの魅力を紹介します。



しっくりきすぎのキャスティング
「救命病棟24時」シリーズと言えば、芸人キャストが魅力のひとつです。第2シリーズで登場した雨上がり決死隊の宮迫博之、第4シリーズの板尾創路と、もはや画面に出ると安心感さえ感じてしまう芸人演技も楽しめます。

今回の第5シリーズでは、第1話からゲスト出演として、ちょい役ではありますがその存在感と現実感を醸し出していたのが、阿佐ヶ谷姉妹の姉のほう、渡辺江里子さん。脳死判定を受けた患者の妻役を見事に演じてらっしゃいました。

長台詞なんて言えるような見せ場はないものの、あの眼鏡、あの髪型、あの幸が薄い容貌が絶妙でした。このドラマを見ていると、つくづく「しっくりくるキャスティングだなぁ〜」と感じます。「松嶋菜々子の演技、どの作品でも一緒じゃないか!」とか「松嶋菜々子も年とったよねぇ〜」という声も聞かないわけではないですが、その点を差し引いても、「自分が生活しているこの世界に実在していそうな面々の話」として楽しめるドラマではないでしょうか? 

その一端を担っているのは、ちょい役にまでこだわる“しっくりくるキャスティング”だと思います。実力派俳優・女優が揃っているドラマだからこそ、ちょい役で出演している方々を楽しみながら見られるのは視聴者として「お得感満載」です。

名俳優! ダメさが冴えるアンジャッシュ児嶋一哉
そして、登場人物のなかで、もっともしっくりきているキャストと言えば、アンジャッシュの児嶋一哉さんです。児嶋さんの芝居を初めてスクリーンで目撃したのは、園子温監督の「恋の罪」(2011年公開)でした。“いやらしすぎる男”を良い温度で熱演していた児嶋さんに完全にやられてしまいました。

今回は、やる気のない麻酔医という役柄です。児嶋さんの顔色・目・目の下のクマ・ネチッとした喋り方、そのすべてが「やる気のない麻酔医」に実にしっくりきます。バラエティ番組で見せる芸人の顔が邪魔をしてしまい、ドラマでも“芸人”を感じてしまうことが少なくありません。

児嶋さんともなると、バラエティでそのダメっぷりをいじられすぎている、キャラクターが濃すぎる芸人。確かにその「ダメさ」が役柄にも反映されていますが、劇中のその姿に「芸人なんで。芝居に関しては素人なんで」という生半可な気持ちがまったく感じられません。だから、児嶋さんが画面に登場しても「あ、これ、虚構の世界の話なんだ!」と冷めることなくドラマを楽しむことができるのです。




主要キャストはもちろんのこと、脇役・ちょい役に至るまで、「しっくりくるなぁ」と感じられるビッグバジェットなドラマは珍しいかもしれません。おそらく毎回ゲスト出演者も登場するはずです。出番が少ない俳優さん・タレントさんにも注目しながらこのドラマを見れば、さらに楽しめること間違いありません! 

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