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病院での診療の良し悪しは、患者の行動で決まってしまう!? 医者のかかり方完全マニュアルとは

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よい病院を見つけて、よい医者に出会って、よい診察と治療を受ける。これって、案外思い通りにいかないものです。ではなぜ、うまくいかないのかを、考えたことはありますか? 実は、患者の立場となる我々の行動が大きな原因となっているのです。

病院や医者を自分に合うかたちで選んで、病院に行く前にしっかりと準備をし、病院に着いてからは医者とスムーズなコミュニケーションを図る。以上ができていれば、診療は今までよりもずっとよくなります。

ただ、どのようにすればいいのか、わかりませんよね。そこでぜひ読んでおきたい本が、『誰も教えてくれなかった 医者のかかり方完全マニュアル』。読んで字のごとく、「医者のかかり方」のマニュアル本です。

車の運転、スキーの滑り方など、世の中にはマニュアルがあり、その通りにすればうまくできますよね。「医者のかかり方」にも同じように、マニュアルがあるのです。



医者のかかり方完全マニュアルの特徴
本書では、次のことを1つ1つ、懇切丁寧に解説しています。

・病院や医者にはどんなものがあって、どのようにして選べばいいのか
・病院に行く前に、どんな情報をまとめておけばいいのか、持ち物を用意すればいいのか
・病院に着いたら、医者とどんなふうに話せばいいのか

また、本書は随所で、患者が意外とやりがちな間違いも取り上げています。


とりあえず大学病院というのは間違っている
大学病院はかなり細分化された専門医が多数集まっている強みがあります。しかしデメリットもあります。大学病院の医者は論文執筆や研究も並行して行うため、臨床経験が少なくなりがちです。なので、患者の心のケアやリハビリテーションが後回しにされることもあります。もし我慢できる程度の痛みや病気であるならば、まずは近所のかかりつけ医で診てもらうほうがよいでしょう。

いつ、どの程度回復したいのかで治療方法も変わる
例えば高齢で体力が少ない患者の場合、完治だけにとらわれるよりも、体への負担が大きいという理由で外科手術を避けることも、病気との立派な付き合い方です。一方で、1週間後に結婚式を控えた新婦が肌荒れに悩んでおり、一生に一度の結婚式だけは綺麗な肌で迎えたいというのであれば、副作用が見込まれるステロイド剤をあえて使う方法も全然悪いことではありません。つまり、治療方針はその人のいる立場や体調によって臨機応変に考えるべきであって、「症状が同じなら治療方法は同じ」とはならないのです。

セカンド・オピニオンは遠慮せず受けてよい
「今の担当医に失礼にあたるのでは?」という不安もわかります。しかし、セカンド・オピニオンをとるどころか、他の病院に移ることも、医者は織り込み済みなのです。ただし、どの医者にセカンド・オピニオンをとるのかが重要となります。現主治医から紹介された医者ですと、治療方針が同様になりがちだからです。つまり、自分で医者を探すのが大事なのです。

著者のおのころ心平氏は、19年間で2万2千件以上の患者からの相談を受けてきました。また、医療関係者の人脈も豊富で、医療現場の実情に精通しています。つまり、患者と医者の両方の実情を熟知しており、その両者の懸け橋となる人物です。



そんなおのころ氏による「医者のかかり方」マニュアル。一家に一冊は置いておきたい書です。

「誰も教えてくれなかった医者のかかり方完全マニュアル(おのころ心平)」の詳細を調べる

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