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沖縄の基地はすでに中国に丸裸にされている

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近年、沖縄に中国の「カネ」が集中投下され続けている。例えば、米陸軍も使用している某港の近くにある高級マンション。ここも中国資本の投資先になっていると噂されているが、海側の部屋からは海上自衛隊の艦艇や、尖閣諸島近海へ出動する海上保安庁の警備船の動向がよく見える。米軍の補給物資の量も丸見えだ。

同様に、民間空港と航空自衛隊・海上自衛隊の基地のすぐ近くに今年オープンしたあるホテル。“航空機好き”のためのエアポートビューを売り物にしており、部屋からは自衛隊機の動きもよく見える。宿泊客は中国人が非常に多い。パーキングには、高倍率の双眼鏡で基地方向を眺める男もいた。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏が、こう警鐘を鳴らす。

「すでに沖縄の基地は“丸裸”といえます。例えば、空自のF−15戦闘機がいつ、何機スクランブルで離陸したかが筒抜けになれば、中国機は尖閣周辺の上空を好き放題に飛び回ることができる。同様に、海自のP-3C哨戒(しょうかい)機が離陸したタイミングで潜水艦などに警告を送ることもたやすいでしょう」

また、なかには中国側に“買収”された日本人もいるという。在沖米軍関係者が明かす。

「嘉手納(かでな)基地の周辺で、いつも航空無線を聞きながら軍用機を撮影しているマニアの日本人がいます。実は、中国系の人間が彼に接近し、カネをつかませて、特殊な偵察機やステルス戦闘機を撮ってくれと頼んでいるんです。しかも、例えば『F−22ラプターのエンジンノズルの動きを知りたい』など、要求も非常に具体的。彼の写真は中国国営通信社の新華社でも配信されており、間違いなく軍部にも渡っています」

中国軍は兵器を開発する際、外国の最新兵器の情報や写真を集め、それをまねていく「リバースエンジニアリング」という手法をとるパターンが多い。ステルス機にしても、アメリカが15年かけて開発した技術に“パクリ”で追いつこうとしており、彼の写真もそれに貢献しているわけだ。

「その上、彼は航空機の乗員が乗り降りする際、胸のタグに書かれた名前も超望遠レンズで撮影している。つまり、中国軍は米軍のパイロットの名前まで把握しているわけです。有事の際は家族にまで危害が及びかねないので、この件には非常に危機感を持っています。もちろん、自衛隊でも同様のことが行なわれていないとも限りません」(前出・在沖米軍関係者)

こうした情報はいったい何を物語っているのか? 中国資本の動向に詳しい投資関係者は、こう指摘する。

「まず大量に資本を投下して経済的に支配し、意に沿って行動してくれる“朝貢国”をつくるのが中国のやり方。南シナ海ではベトナムやフィリピンがターゲットになっており、土地も企業も中国資本がどんどん増えています。日本海から東シナ海にかけても、韓国はすでに中国の経済的支配下に入りつつあり、次の狙いは太平洋進出の足がかりとなる沖縄。2011年11月に上海で沖縄向け投資セミナーがスタートしたのが、その“号砲”といっていいでしょうね」

真相は不明だが、基地周辺の土地が海外資本に買われ続けるのは、国防の面で歓迎できない事態であることは間違いない。日本が“朝貢国”にされる前に、なんらかの手を打つことが必要だ。

(取材・文/本誌「沖縄問題」取材班) 【関連記事】
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