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ビルが立ち並ぶ摩天楼、窓の数なんて考えたこともなかったよ。
高層ビルが連なる様子を見ていると、その数は無限にも感じます。が、もちろんそんなことはないわけで。ビルの数に応じて、窓の数にも限りがあるわけで。ネタ元のニューヨーク・タイムズ紙の「F.Y.I.シリーズ」で、様々な「ところでこんなの知っている?」を紹介していますが、今回は、マンハッタンにある窓の数を考えています。
シリーズ担当者のMichael Pollak(マイケル・ポーラック)さんは、まず街をブロックごとに分けて計算していくことにしました。各ブロックに平均して幾つビルがあるか、そして何階建てのビルか、さらに1フロアには幾つ窓があるものか。実際に街を歩き回って数えたわけではなく、マンハッタンの平均で計算しています。例えば、ビルの高さの平均は10階建てというように。
と、ここまできてポーラックさんは、ふと別のやり方を思いつきました。家には平均10の窓がある、さらにオフィスには1人1窓がだいたい割り当てられているもの。ということで働く人々やその家の数を元に計算した結果がこれ。マンハッタンには、約1070万もの窓がある、という結果になりました。
1070万か…。多いような少ないような。本当に1つづつ数えていったら、一体幾つになるんだろう。
[New York Times]
Image: Elenamiv/Shutterstock.
そうこ(KELSEY CAMPBELL-DOLLAGHAN 米版)
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