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意外に知らない!?電気自動車の暖房の上手な使い方

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未来の車として注目されている「電気自動車(EV・PHV)」。EV・PHVの普及促進のため、国は補助金制度を実施するなど、力を注いでします。また、日産自動車と提携先のフランスの「ルノー」、三菱自動車の3社は、電気自動車(EV)や商品展開や技術開発で提携すると発表しました。電気スタンドも自治体を中心にだいぶ普及してきました。私も電気自動車に乗ったことがありますが、静かで実に快適です。すでに電気自動車に乗っている方も多数いらっしゃると思います。そこで、電気自動車バッテリーの消費電力を抑える、上手な暖房の使い方2つをご紹介いたします。

 

 ●その1「乗る前のエアコン」。

 一般的な車はエンジン熱を暖房に利用しますが、電気自動車はエンジン熱を発しません。そのため、バッテリーの電力を使い、PTCヒーター(電気温水器)で水を温めて暖房に使用します。

 特に、エアコンを最も急激に使うシーン、それは乗り始めと言われています。電気自動車の暖房の効率を上げる方法は「車に乗る前のエアコン」が鍵を握っています。「乗る前エアコン」によって、あらかじめ室内温度を調整(キャビンを暖めておく)することで、走行時のエアコンによる消費エネルギーを抑えることができます。

●その2「クイックコンフォートシートヒーターステアリングヒーター」

 日産リーフに搭載されている機能ですが、「クイックコンフォートシートヒーター」というものがあります。この機能は「腰」「太もも」などを直接暖める機能です。利点としては、エアコンと比較すると小さな電力で快適なドライブをエンジョイすることができます。

特に暖めた方が良い部位ですが、身体のツボと言われています。暖かさを感じるツボを効率的に暖めることで、寒い車内でも早く快適な状態になります。さらに、暖める場所と時間をシーンにより最適化することで、快適な状態が続くように工夫されています。

余談ですが、クイックコンフォートシートヒーター(運転席・助手席)、ステアリングヒーター、後席クッションヒーターは2012年11月20日発売のモデルから標準装備になっております。シートヒーターやステアリングヒーターを一度使ってしまうと、もう手放せないと大変好評な機能です。

この2つの方法をぜひ覚えておいてください。航続距離も、快適性もより一層向上しますよ。リーフオーナーの皆さまはもちろん、今後、リーフを運転される方、ぜひご活用ください。

(久保友宏)


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