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アイドルプロデューサーのライブ当日に密着

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アイドルが割拠する今、「アイドルになりたい」という女のコの夢のハードルは下がり、同時に「アイドルを育ててみたい」という本懐を遂げるチャンスも増えている。本特集では、素人ながらアイドルのプロデュース業を始めた人々の紆余曲折と喜びを紹介。膨張し続けるアイドル業界。これを読めばキミもアイドルプロデューサーになれる!?

◆アイドルPの長い一日【ライブルポ】

 アイドルのプロデュース業で重要な仕事のひとつがライブの仕切り。BELLRING少女ハートのプロデューサー・田中紘治氏のライブ当日に密着!

 サイケやプログレを基調にした退廃的で耽美な曲調と、激しく危ういステージで評判のBELLRING少女ハート。デビュー1年半にして月15本程度のライブに呼ばれる忙しさで、「おかげで睡眠時間は平均3時間。本業の映像の仕事も時間の融通が利く編集業が中心になりました」と田中氏。主催イベントのこの日は開場2時間前に現場入り(が45分遅刻)。

 驚いたのは会場入り後に歌う曲を決めていたこと。これも「人を傷つけない範囲でムチャをさせる」、自身の鼻歌から作る楽曲を含めて、「グダグダ感やズレた感じを大事にする」というポリシーの一環か。

「“何をやらされてるのかわからないけど盛り上がってる”という状態が一番面白いんですよ。グダグダで曲が暗くても、似たようなグループがなければお客さんは来てくれる。よそと違うことをするのは大事。あと女のコの希望をすべて叶えるとクソつまらないものになるので、『かわいい曲がいい』と言われても、あまりやらせない。ときに嫌われることも必要です」

 その一方で、「エゴを通してもメンバーについてきてもらえるように集客では結果を残す」と、この日も自宅で焼いた120人分の予約特典DVDをキッチリ用意。

 プロデューサーを目指す諸氏には参考になる田中氏のスタイルだが、この忙しさを覚悟できる?

<アイドルプロデューサーのライブ当日に密着>

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=538600

【10:45】ライブハウス入り

4組の対バンを迎える主催ライブのため、開場2時間前に会場入り……が45分遅刻。開場前、楽屋でスタッフの“ビッグウェーブ男”Butch氏と予約特典DVDを袋詰め

【11:50】リハーサル

メンバー自身が「5番マイク少し上げてください」など要望を伝え、田中氏も「オケをもう少し大きくお願いします」など指示

【12:10】合間に打ち合わせ

グループの映画を撮影する雑誌『TRASH-UP!!』のスタッフと弁当を食べつつ打ち合わせ。撮影日調整のためメンバーに予定を確認したり、「私の充電器は!?」と聞かれたり、大忙し

【14:40】本番前打ち合わせ

「MCは何を話したい?」と質問しつつ相談をしたり、「あの曲の指さしのポーズは……」と具体的な指示も

【14:50】本番

2階席からライブの様子をチェック。途中からはビデオの撮影も自ら行っており、休むヒマはまるでない

【16:00】物販

物販時は列の誘導やチェキの撮影役も。この日は夜もライブがあり、長い一日はまだ続く

― 素人でも[アイドルプロデューサー]になれる!【5】 ―



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