「部長は参加いたしますか?」
「社長は参加いたしますか?」
「(取引先の)田中様は参加いたしますか?」
実は「いたす」は尊敬語ではなく謙譲語なので、この敬語表現は間違いです。
「いたす」とは
「いたす」は「する」の謙譲語として使います。謙譲語とは、自分の立場を下げることで相手の立場を上げる敬語です。今回は、「目上の人が参加するかどうか」といった表現で使いたかったはずです。
しかし、「部長は参加いたしますか?」では、私より立場の低い部長に参加するかどうかを確認しているという意味になるので間違い敬語となります。正しく表現するにはどうすればよいでしょうか?
「いたす」の正しい使い方
「いたす」は「する」の謙譲語のため、
「もちろん、部長の誕生日会に参加いたします」
のように使います。「部長が参加いたします」は尊敬語のように聞こえるので間違って使っていた人は注意が必要です。また、「する」の尊敬語を使いたい場合は、「なさる」を使うようにします。敬語の変換間違いには注意しましょう!
「「する」を敬語に変換しよう!」の詳細を調べる
元記事をビーカイブで確認!
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しかし、「部長は参加いたしますか?」では、私より立場の低い部長に参加するかどうかを確認しているという意味になるので間違い敬語となります。正しく表現するにはどうすればよいでしょうか?
「いたす」の正しい使い方
「いたす」は「する」の謙譲語のため、
「もちろん、部長の誕生日会に参加いたします」
のように使います。「部長が参加いたします」は尊敬語のように聞こえるので間違って使っていた人は注意が必要です。また、「する」の尊敬語を使いたい場合は、「なさる」を使うようにします。敬語の変換間違いには注意しましょう!
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