群馬県のブラジル人コミュニティで誕生。それからわずか1年で全国区まで駆け上がったガールズユニットが、日系ブラジル3世の「リンダ3世」だ。
メンバーは、ムツミ(12歳)、ナオミ(13歳)、サクラ(13歳)、シオリ(15歳)、サユリ(15歳)の5人。今春に地元・群馬でデビューすると、すぐさまご当地アイドルとして話題に。その後、東京アイドルフェスティバル(TIF)、サマーソニック、東京ガールズコレクションと、次々にメジャーイベントやフェスに出演。その美少女ルックスとキレのあるダンスで、一躍人気者になった。
2014年のサッカーブラジルW杯、2016年リオ五輪を控え、ますます引っ張りだこになりそうな予感のリンダ3世。平均年齢13.6歳の彼女たちの素顔に迫った!
***
――リンダ3世ってどうやって結成されたの?
サユリ 私とシオリとナオミが、(群馬の)同じモデル事務所にいたんです。そこに友達のムツミとサクラがオーディションで入って5人になりました。
――みんな、アイドルになりたかったの?
全員 そうです!
――今年デビューしたばっかりなのに、あっという間に人気者になっちゃったね。
サクラ 自分たちもビックリです。
シオリ こんなに早く、いろいろなイベントに出られるとは思ってなかったです。
――一番、印象に残ったのは?
サユリ やっぱり東京アイドルフェスティバル!
ナオミ 初めての大きなイベントだったし、東京でやるのも初めて。みんなでホテルに泊まれたのもうれしかったです(笑)。
――TIFは、2500人収容のメインステージで、しかも初日のトップバッター。緊張したんじゃない?
シオリ めっちゃしましたよ。
サユリ ムツミは逃げようとしたよね。「もうやりたくない」って。
ムツミ でもステージに出たら楽しくなって、終わった後はすごく感動しちゃいました。
サユリ ナオミと一緒に最後、泣いてたね。
ナオミ 私は泣いてません。違います、汗ですよ(笑)。
――ふだんは、地元の学校に通いながらアイドル活動をしてるんだよね。勉強はちゃんとやってる?
全員 ……(沈黙)
ムツミ 私は、お父さんに「もっと勉強をしろ」って怒られてからやるようになりました(笑)。
――学校でもリンダ3世の活躍のことは言われるでしょ。
ナオミ 最近はそうでもないけど、ちょっと前はよく言われました。
サクラ 先輩から、サインしてって言われた。
シオリ 男子から「リンダ! リンダ!」って声をかけられますね。
サユリ 「応援するよ!」って言ってもらったりね。
――みんな温かいな~(笑)。ファンの人たちは優しい?
ムツミ すっごく! ライブで間違えたら「ガンバレ~」って声をかけて、安心させてくれます。
サユリ 一緒にサンバを踊ってくれるのが、うれしいです。
ナオミ 毎週、わざわざ東京から群馬まで応援に来てくれる人もいるんですよ。本当にありがたいなって思います。
――ところで、休みの日は何をしてるの?
サユリ ほとんど5人で集まってます。買い物に行ったりとか。
サクラ 誰かの家にお泊まりして、一緒に怖い映画を観たりね。
シオリ 観たがるくせに、サクラが一番ビビってたよ。
ムツミ そうそう。あとは家でみんなでご飯を食べたりとか。
――へ~。ブラジル料理はどんなものが好き?
ナオミ パステル(具を包んだ揚げパイのようなおやつ)。
シオリ 黒豆と豚肉を煮込んだフェイジョアーダって食べ物。
ムツミ シェラスコ(ブラジルのバーベキュー)。
ナオミ シェラスコ、飽きない?
サユリ だって家にあるんだもん(笑)。
――来年1月には、新曲『日灼けマシーン』が出るけど、今回もサンバを取り入れた楽しい曲になってるね。
シオリ ライブでお馴染みの曲で、すごい評判がいいんですよ。
ムツミ あと今回はPVの撮影も楽しかったです。遊園地で撮ったんですけど、ふだん遊びに行けないから撮影前から待ち遠しくて。
ナオミ ジェットコースターにも乗ったよね。
――リンダ3世が目標にしているアーティストは?
シオリ レデイー・ガガとか、セリーナ・ゴメスとか。
――日本だと?
サユリ ももクロさんです。見ているとすっごく元気がでます。
サクラ メンバーも同じ5人だし、一緒にライブに出てみたいです。
――じゃあ、これからのリンダ3世の目標は?
ムツミ 外国でライブしてみたいです。
シオリ いつかレディー・ガガと歌いたい!
――大きく出ましたね~。
ムツミ そのためには、MCやダンスの練習をいっぱいしないと(笑)。
ナオミ いま一番の目標は、来年のブラジルのワールドカップの会場で歌うことですね。
サユリ 絶対に出たいです!
ナオミ 日本とブラジルのチームを元気づけたい!
――ちなみに、日本とブラジルが対戦したらどっちを応援する?
全員 ……どっちもです(笑)。
(取材・文/大野智己、撮影/川島小鳥)
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2014年のサッカーブラジルW杯、2016年リオ五輪を控え、ますます引っ張りだこになりそうな予感のリンダ3世。平均年齢13.6歳の彼女たちの素顔に迫った!
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――リンダ3世ってどうやって結成されたの?
サユリ 私とシオリとナオミが、(群馬の)同じモデル事務所にいたんです。そこに友達のムツミとサクラがオーディションで入って5人になりました。
――みんな、アイドルになりたかったの?
全員 そうです!
――今年デビューしたばっかりなのに、あっという間に人気者になっちゃったね。
サクラ 自分たちもビックリです。
シオリ こんなに早く、いろいろなイベントに出られるとは思ってなかったです。
――一番、印象に残ったのは?
サユリ やっぱり東京アイドルフェスティバル!
ナオミ 初めての大きなイベントだったし、東京でやるのも初めて。みんなでホテルに泊まれたのもうれしかったです(笑)。
――TIFは、2500人収容のメインステージで、しかも初日のトップバッター。緊張したんじゃない?
シオリ めっちゃしましたよ。
サユリ ムツミは逃げようとしたよね。「もうやりたくない」って。
ムツミ でもステージに出たら楽しくなって、終わった後はすごく感動しちゃいました。
サユリ ナオミと一緒に最後、泣いてたね。
ナオミ 私は泣いてません。違います、汗ですよ(笑)。
――ふだんは、地元の学校に通いながらアイドル活動をしてるんだよね。勉強はちゃんとやってる?
全員 ……(沈黙)
ムツミ 私は、お父さんに「もっと勉強をしろ」って怒られてからやるようになりました(笑)。
――学校でもリンダ3世の活躍のことは言われるでしょ。
ナオミ 最近はそうでもないけど、ちょっと前はよく言われました。
サクラ 先輩から、サインしてって言われた。
シオリ 男子から「リンダ! リンダ!」って声をかけられますね。
サユリ 「応援するよ!」って言ってもらったりね。
――みんな温かいな~(笑)。ファンの人たちは優しい?
ムツミ すっごく! ライブで間違えたら「ガンバレ~」って声をかけて、安心させてくれます。
サユリ 一緒にサンバを踊ってくれるのが、うれしいです。
ナオミ 毎週、わざわざ東京から群馬まで応援に来てくれる人もいるんですよ。本当にありがたいなって思います。
――ところで、休みの日は何をしてるの?
サユリ ほとんど5人で集まってます。買い物に行ったりとか。
サクラ 誰かの家にお泊まりして、一緒に怖い映画を観たりね。
シオリ 観たがるくせに、サクラが一番ビビってたよ。
ムツミ そうそう。あとは家でみんなでご飯を食べたりとか。
――へ~。ブラジル料理はどんなものが好き?
ナオミ パステル(具を包んだ揚げパイのようなおやつ)。
シオリ 黒豆と豚肉を煮込んだフェイジョアーダって食べ物。
ムツミ シェラスコ(ブラジルのバーベキュー)。
ナオミ シェラスコ、飽きない?
サユリ だって家にあるんだもん(笑)。
――来年1月には、新曲『日灼けマシーン』が出るけど、今回もサンバを取り入れた楽しい曲になってるね。
シオリ ライブでお馴染みの曲で、すごい評判がいいんですよ。
ムツミ あと今回はPVの撮影も楽しかったです。遊園地で撮ったんですけど、ふだん遊びに行けないから撮影前から待ち遠しくて。
ナオミ ジェットコースターにも乗ったよね。
――リンダ3世が目標にしているアーティストは?
シオリ レデイー・ガガとか、セリーナ・ゴメスとか。
――日本だと?
サユリ ももクロさんです。見ているとすっごく元気がでます。
サクラ メンバーも同じ5人だし、一緒にライブに出てみたいです。
――じゃあ、これからのリンダ3世の目標は?
ムツミ 外国でライブしてみたいです。
シオリ いつかレディー・ガガと歌いたい!
――大きく出ましたね~。
ムツミ そのためには、MCやダンスの練習をいっぱいしないと(笑)。
ナオミ いま一番の目標は、来年のブラジルのワールドカップの会場で歌うことですね。
サユリ 絶対に出たいです!
ナオミ 日本とブラジルのチームを元気づけたい!
――ちなみに、日本とブラジルが対戦したらどっちを応援する?
全員 ……どっちもです(笑)。
(取材・文/大野智己、撮影/川島小鳥)
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