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「部下が拝見します」は間違い敬語! 「拝見する」は尊敬語ではなく謙譲語

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社外の人に対して、こう言ったことはありませんか?

「部長が資料を拝見します」
「部下の田中に拝見させます」

実は「拝見する」は尊敬語ではなく謙譲語なので、この敬語表現は間違いです。



「拝見する」とは
「拝見する」は「見る」の謙譲語として使います。謙譲語とは、自分の立場を下げることで相手の立場を上げる敬語です。今回は、「目下の人が見る」といった表現で使いたかったはずです。

しかし、「部長が拝見する」では、お客様より立場の高い部長が見るという意味になるので間違い敬語となります。正しく表現するにはどうすればよいでしょうか?

「拝見する」の正しい使い方
「拝見する」は「見る」の謙譲語のため、

「提案書を拝見いたしました」

のように使います。「部長が拝見する」と間違って使っていた人は注意が必要です。また、「見る」の尊敬語を使いたい場合は、「ご覧になる」を使うようにします。敬語の変換間違いには注意しましょう!

「「見る」を敬語に変換しよう!」の詳細を調べる

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