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あの動きにグーグルの頭脳が合体した日には…!
グーグルがあのBig DogやらWildCatやら、Atlas(上画像)やらを作った会社、ボストン・ダイナミクスを買収したことがわかりました。
グーグルは買収価格を明らかにしていませんが、ボストン・ダイナミクスは米国防総省と緊密に連携して戦場用ロボットをいくつも開発してきた実績があり、それなりの金額になっていると思われます。グーグル自身は軍事ビジネスに参入しないと言っていますが、既存のボストン・ダイナミクスの事業は尊重する方向です。
グーグルは今、ロボット工学の世界に大きく踏み込みつつあります。この6ヵ月間グーグルは立て続けにロボット工学系の会社を買収していて、ボストン・ダイナミクスはその8社目になります。ただグーグルがロボットで何をしようとしてるのかは、はっきりとはわかっていません。
ロボット工学チームを率いるのは、Androidの生みの親でありつつ、今年初めにAndroid責任者の地位を退いたアンディ・ルービン氏。ニューヨーク・タイムズからのインタビューでは、ロボットプロジェクトの詳細について固く口を閉ざしていました。でも憶測では、グーグルはアマゾンの荷物仕分けロボットみたいな業務用ロボットを作っていると言われています。
グーグルがこれからどんなロボットを作っていくのか、ウォッチしていきたいと思います。
[The New York Times]
Robert Sorokanich(原文/miho)
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