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ホリエモンのサイン会に、もうひとり復活を期す意外な人物が突然の来訪

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2013年3月に長野刑務所から仮釈放され、11月に刑期満了。文字通り「ゼロ」からのスタートを切ったホリエモンこと堀江貴文氏が、新刊『ゼロ~なにもない自分に小さなイチを足していく』(ダイヤモンド社)の発売を記念した講演会&サイン会で全国各地を精力的に飛び回っている。

12月7日には、横浜市の有隣堂たまプラーザテラス店による講演会&サイン会が行なわれたが、サイン会の行列に思わぬ人物が現われて、さすがのホリエモンもビックリ。

その人物とは、コラムニストのコータリンこと神足裕司氏。2011年9月にグレードⅤの重度くも膜下出血で倒れ、もう助からないと言われたものの、奇蹟的に生還。半身麻痺と高次脳機能障害という後遺症と闘いながら、過酷なリハビリ生活を続け、ようやく執筆活動を再開したばかり。ホリエモンとは久しぶりの再会だ。

神足氏は『ゼロ』を読んで、立場は違っても自分と同じく再スタートを切る堀江氏の想いに共感し、涙したという。堀江氏が自宅近くで講演会を行なうことを知り、「ぜひとも激励に」と駆けつけたのだ。奇跡的な回復を見せた神足氏だが、まだ歩くことは難しく、家族に付き添われ車イスでの来訪だった。しかも会話が自由ではないため、自宅でしたためた堀江氏宛の手紙を持参していた。



そうまでして来てくれたことに、堀江氏も感激し、「お互いに頑張りましょう」としっかり握手。そして神足氏が「ぜひ堀江さんに読んでほしい」と手渡したのは、退院後に書き始めた文章をまとめた闘病エッセイ『一度、死んでみましたが』(集英社刊)。復活を期す者同士として、自分の想いも伝えたい、というのが、来訪のもうひとつの目的でもあった。

その後は一緒に飲んだときの思い出話などで盛り上がり、長男の神足祐太郎さんが「会話はできなくてもカラオケは歌えるんですよ」と父親を茶化すと、ホリエモンもすかさず「しゃべりはダメだけど歌えるって、まるで初音ミクじゃないですか」と突っ込みを入れる一場面も。

コータリンの復帰第一作『一度、死んでみましたが』は12月13日に発売される。キーボードがまだ使えないため、手書きでコツコツ書き溜めた「生還」の記録だ。物書きとして生き、「生死の境」から舞い戻って、ふたたび物書きとして生き始めるコータリン。そして「塀の中」から舞い戻り、新しい人生をスタートさせたホリエモン。二人の「復活劇」が、新しい年を迎えるニッポンに勇気を与えてくれそうだ。

■「一度、死んでみましたが」(集英社)






著者:神足裕司、定価:1,260円(税込)






2013年12月13日発売予定






http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-786029-0&mode=1

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