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「松山」「板橋」など同名駅が34も! 日本と台湾で鉄道イベント企画が進行中

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公益財団法人交流協会台北事務所の2012年度の調査によると、台湾で「最も好きな国や地域はどこですか」と聞いたところ、最多の回答は「日本」だった。日本でも台湾に対して好意的なイメージを持つ人が多いという。

そんな日本と台湾には、同じ漢字を使った駅があることをご存知だろうか。

例えば、「松山」(台湾では台北市、日本では愛媛県、以下同様)、「岡山」(高雄県、岡山県)、「新城」(花蓮県、愛知県)、「板橋」 (台北県、東京都)、「清水」(台中県、静岡県)など、合計で34の同じ名前の駅が存在する。

この駅名がきっかけとなり、2013年10月には、台湾政府交通部鉄路管理局と四国旅客鉄道株式会社が、台湾鉄路松山駅とJR四国松山駅との友好駅協定を締結する予定が発表されるなど、日本と台湾の鉄道を介した交流が進んでいる。

しかし、円安もあって、日本から台湾を訪れる観光客は頭打ちの傾向がある。そこで台湾側はさまざまな企画を提案することで、観光客を呼び込む考えのようだ。その1つとして計画が進んでいるのが、日本と同名の駅を回る「台湾鉄道スタンプラリー」だ。

単なる観光地訪問だけでなく、目的を持った人を呼び込むことで、日本人観光客の回復につなげたいとしている。

すでに7月には「台北101と東京スカイツリー」のツアーを実施。そのほかにも「平渓線と江ノ電」、「玉山と富士山」、「阿里山森林鉄道と黒部峡谷鉄道」など、共通点を踏まえたツアーが企画されている。

しかし、いいことばかりではない。

日本の鉄道ファンの中には、眉をひそめたくなるような行動をとる人も最近目に付く。そうした人を「輸出」することで、台湾の人たちに悪い印象を与えることがないよう、鉄道ファンには良識ある行動をお願いしたい。

※写真は台湾観光協会サイトより

【関連情報】
台湾観光協会
http://www.go-taiwan.net/

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