みなさん、こんにちは。
コンサルタントの木村隆志です。
今回のテーマは、壊れやすい恋とは?
相談者さんの声で、「ここ数年増えてきたな」と感じるのは、
「すごく気が合うと思ってつき合いはじめたら、そうでもなかった」
「あんなに熱心だった彼が急に冷めた」
「街コンで出会った人とうまくいきかけたけど、結局やめた」
このような“短期間でアッサリ終わってしまう恋”です。
なぜそういう恋が増えていると思いますか?
理由はいたってシンプル。
「簡単に得たものは、簡単に手放せる」というだけのことです。
例えば、初恋や2度目の恋のとき、
「どうしたらいいのか分からない」「なかなかうまくいかない」と
悶々とした日々を過ごしませんでしたか?
あるいは、その恋が破れて、次の恋に進むときは、
「どうやったらうまくいくんだろう」と懸命に考えたのではないでしょうか。
また、そういう試行錯誤を繰り返して、手に入れた恋や恋人は、
「大事にしよう」と思うものです。
逆に、ラクな方法や短い時間で得た恋や恋人は、それほど大事にできません。
時間をかけて、少しずつ相手のことを知り、自分も理解してもらう。
ふと気づいたときには、お互いにとって“かけがえのない存在”になっていた。
それが、大好きな彼を見つけるための王道であり、
長い期間に亘って幸せな関係を築くコツなのです。
そもそも、性別も育ってきた環境も違うのですから、
短期間で相手を理解することは不可能。
片想いなら、「いっぱい話せた」「彼の好きな食べ物を知った」
カップルなら、「彼が優しい言葉をかけてくれた」「知らない一面を発見した」
こうした小さな進歩を積み重ねて、少しずつ距離を縮めることが、
お互いを大事にすることにつながっていくのです。
このことを男性目線から考えてみましょう。
“短期間で簡単に得た恋人”は、イコール、
“短期間で簡単にできる別の恋人”に取って変わられやすいということ。
つまり心変わりや浮気につながりやすいのです。
とても残念なことですが、
彼が「彼女でなければいけない」と感じる理由がないのですから
仕方がありません。
ゆえに、もし好みのタイプからアプローチされたとしても、
彼にはしっかり時間と手間をかけてもらってから、つき合いはじめましょう。
その方がお互いへの理解が深まり、
「彼女でなければいけない」理由が生まれます。
それは同時に、「別れられない」理由となるので、
「短期間でアッサリ別れる」ということはないでしょう。
今回書いたことは、恋愛だけでなく、人生のあらゆるシーンで同じ。
仕事や勉強、趣味のスポーツや音楽、料理などの習い事など、どんなことでも
「簡単に得たものは、あまり価値を感じない。長続きしない」ものです。
恋もそのほかのことも、
「楽しみながら少しずつ上達し、気づいたらできるようになっていた」
そのような満足感の大きい人生を過ごして欲しいと思います。
※@nifty恋愛・結婚からの寄稿です。
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