「出会いがない」と嘆くあなた。本当にそうでしょうか。
じっと家に引きこもっていない限り、毎日どこにでも出会いはあります。
例えば通勤時。すれ違う通行人から同じ車両に乗り合わせる人まで、あなたは何人もの異性に出会っているはず。それが恋に発展する出会いに結び付かないのは、ひとえにあなたがそこを出会いの場だと思っていないから。出会いどころか、あなた自身がバリアを張って、周囲の人間をシャットアウトしているのではないでしょうか。
仕事仲間、行きつけのお店で時折顔を合わせる常連さんからコンビニの店員まで、周囲に視線を向けてみれば、きっとひとりやふたり、好みのタイプはいると思います。
日常の出会いでいきなり声をかけるのは難しいとしても、普段からウェルカムなムードを出しておくことは大事。いざパーティーや合コンといった「出会うためにセッティングされた」ような場に出たときに、その後の進展に結び付くようなアプローチをするためには、日頃から「初対面でも上手に自分を印象づける」訓練をしてこそ。
よく「見た目が９割」などと言われますが、初対面のときはまさに見た目が左右するといっても過言ではありません。
女性は男性のどのあたりにまず目が行くのかというと、およそ顔派とスタイル派に分かれます（これは男性も同じですよね）。そのときに重要なのは清潔感。
造作は変えようがありませんが、清潔感は誰でも容易に整えることができる要素。無精ヒゲや不潔な髪や伸びきった爪でいたら、どんな出会いも恋愛に発展することはないでしょう。タバコのヤニが着色した歯なども、女性によっては嫌悪感を抱きます。
仕事関係者とは違い、恋愛対象となる相手とは「触れ合う」可能性を前提としているのですから、清潔さを無視できないのは当然のこと。目には見えませんが、匂いなども大事なポイントです。香水を振りまく必要はありませんが、体臭や口臭ケアを怠っている男性は、すべからく恋愛対象から外されてしまうと思ったほうがいいでしょう。
外見から得られる情報は実に多いもの。不潔に見える人は部屋もきっと掃除していないだろうと女性は判断します。ブランドもので身を固めた人は浪費家、もしくは見栄っ張り、あるいは自分に自信がないのではないかと女性は疑います。日焼けの跡でどんなスポーツをしているかを予想し、お腹の出具合から酒量や食生活を想像します。
女性の視線は侮れません。ほんの数十秒の名刺交換だけで、結婚指輪の有無をチェックする女性も少なくないのです。だって既婚者は恋愛対象になりませんから。
挨拶の際に目を合わせるかどうか（合わせない人は人見知りorシャイ）、会話選び（社交性や自分への興味）、あげく細かい人は靴（手入れ具合にマメさが表れる）やスーツのフィット具合（センスや体型への気遣い）まで観察します。もしもそれらが相手の女性にとってＮＧと判断されたら、いくらあなたが猛プッシュしたとしても、曖昧にかわされてしまうでしょう。
「見た目もまぁまぁ、会話だって自信あるのに次に繋げられない」
そんなあなたに足りないものは、ずばりフェロモン。
お世辞にもイケメンとは言い難いのに不思議とモテる男性には、女性だけに通じるフェロモンのようなものがあります。
フェロモンといっても医学的な分泌物とかじゃなく雰囲気の問題。男性のあなたが女性のセクシーさに反応するように、「オトコ」を感じさせる相手に女性がドキッとするのは共通項。
恋愛市場において「いい人」だけではアピール不足。
いい人はどうでもいい人。残念ながら初対面における印象は薄くなってしまいます。
相手に「オトコ」として意識させるのは、あなたが男性である以上、さほど難しいことではありません。
例えば挨拶の場面で握手を求めるだけでも違います。紳士的でありながらスキンシップがプラスされると、女性はその体温や手の大きさに「オトコ」を感じるものなのです。
いい出会いをしたければ、まずは初対面で印象に残ることから。
ほんの少し外（視線）と内（自分）を見直してみるだけで、恋の出会いは倍増しますよ！
※@nifty恋愛・結婚からの寄稿です。
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