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動物写真家・岩合光昭氏が教える、かわいく猫を撮影する方法

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 フェイスブックでは、彼が撮った猫写真が数多く拡散され、現在放送中の『世界ネコ歩き』(NHK BSプレミアム)も絶好調。写真展を開催すれば入場規制がかかるほどの人気ぶりだ。まさに「猫を撮らせたらこの人!」という不動の地位にいる動物写真家の岩合光昭氏は、この道40年以上。猫との出会い以来、現在も変わることがない情熱はどこからわき出てくるのか?

「実は、僕は初めて間近で猫を見たのは高校生になってからなんです。友達が肩に猫を抱いていたとき、『ああ、こんなにも美しい生き物が世の中にあるのか!』と不覚にも涙を流しちゃって。猫の顔を見た瞬間、胸のあたりが熱くなってきて、何が起きたのかわかりませんでした」

 その後、28歳のときに生涯でただ一匹だけ一緒に生活した「海ちゃん」という猫に出会う。

「カメラを構えるといろんな表情を見せてくれてね。猫だけど職業はモデルなんだろうと思いました」

 岩合氏が海ちゃんの写真を撮ったように、最近は自分で猫を撮影してSNSにアップする人も多い。自慢の猫をかわいく撮るコツはあるのだろうか?

「一番大切なのは、肩に力を入れないこと。身構えて猫に『かわいい写真を撮るぞーっ!!』って向かうと、猫も怖がってしまうから。『かわいいねぇ。どうして君はかわいいの?』って語りかけて撮ったりするといいですね。人間のモデルを撮るのと同じ感覚です」

 さらなるポイントとしては「猫と同じ目線で撮る」こと。スマホなら手を下にかざすだけで撮れるという。ただし、「見つめられるのは猫も苦手だから、目が合いそうになったら目線をズラしてやるといいですね」とのと。

 しかし、岩合氏に言わせれば、「猫のどんな仕草や表情もかわいい」のだとか。

「たぶん、みんな自分の中で猫のかわいい姿っていうのを限定していると思うんです。だから、それを狙って逃してしまうと失敗したと歯がゆく思ってしまうのでしょう」

※週刊SPA!9/3発売号の「エッジな人々」では、動物写真家としての岩合氏の特殊な体験が存分に語られている。ぜひ、ご確認を!

<本誌構成/高島昌俊 撮影/水野嘉之 再構成/SPA!編集部>



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