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野音の「外聴き」とは?

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日比谷野外音楽堂という施設があります。日比谷公園の中にある、野外の施設です。音楽のライブのほか、集会などでも使われます。何度か改修が行われていますが、日比谷野外音楽堂は、大正時代から存在します。



音がダダ漏れ
日比谷野外音楽堂は「野音」の愛称で知られています。この会場の特徴は、さえぎる屋根などがないので、雨が降ったりしている場合は、観客に寒い思いをさせてしまうということがあるでしょう。ですがよほどの荒天ではない限りはコンサートは行われますので、雨合羽の用意などが必要になります。さらに、音もそのまま外に漏れてしまいます。そのため、チケットが取れなかった場合などは、会場のそばの公園で音を聴くということもできます。これは「外聴き」と呼ばれます。野音そのまわりは公園となっていますのでベンチが設置されていたり、自動販売機もあれば、トイレもあります。ある意味贅沢なスポットかもしれません。

苦情はこないのか?
これだけオープンな環境で音がダダ漏れの場合、近隣住民などによる苦情は来ないのでしょうか。実は日比谷野外音楽堂の裏手は、霞が関のビル群になっています。このあたりは、官公庁街になっていますので、土日はオフになっているところが多いです。働いている人がほとんどいないので、音の迷惑もあまり関係ないということなのかもしれません。ですが、土日だけでなく平日の夜もコンサートが行われることがあります。その際は、ライブをやる人がMCであかりのついている官公庁街に向かって「おつかれさま」と言うようなこともあるようです。もちろん、働いている人には聞こえていることでしょう。

使用料は安い?
この日比谷野外音楽堂は東京都が管理する公共の施設となっています。そのため利用料金はリーズナブルな価格で借りられます。その日をおさえるためには抽選を勝ち抜かなければいけませんので、お金を払ったからといって会場がおさえられるわけではないのです。




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