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サハリンはとても巨大?

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北海道の最北端である宗谷海峡の向かいには、サハリン島が浮かんでいます。サハリン島は日本語では樺太と呼ばれます。この島の南半分はもともとは日本の領土でした。



サハリンの歴史
サハリン島の帰属の歴史をかんたんにおさらいしておきましょう。江戸時代の末期に、日本とロシアの間で、北方の国境線の確定が定められます。その際、千島列島における日本の領土は、択捉島とウルップ島の間として定められます。これは、現在の北方領土にあたる四島の範囲内となります。樺太は日本人とロシア人が混在しており、さらに現地に住んでいたアイヌ人のほか先住民族も多くいたため、国境線の確定は行われませんでした。その後明治時代に入ると千島樺太交換条約が結ばれます。これにより、日本は千島列島の全域を獲得する代わりに樺太を放棄します。しかし、その後の日露戦争で、日本が勝利すると北緯50度より南の樺太を日本が獲得します。

巨大なサハリン島
サハリン島は、北海道の北に位置する細長い島というイメージが強いため、あまり大きさを把握できないかもしれません。ですが面積だけを見れば、北海道とほとんど変わりがありません。サハリン島の大きさは東西が160キロに対し、南北は実に950キロもある巨大な島なのです。

世界の島の大きさでも北海道が20位に対してサハリン島が21位と拮抗しています。さらに現在、サハリンには鉄道が走っていますが、南部の主要都市であるユジノサハリンスクから北部の都市であるノグリキまでは、寝台列車が走っています。双方の都市の距離はおよそ600キロ以上です。列車で走っても一晩かかる距離なのです。さらにノグリキからサハリンの最北端までは200キロ以上の距離があります。この間には道路はありますが舗装もされていないような道なので、気軽に観光で訪れるというわけにはなかなかいかないような場所にあります。

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