
「トランプが勝ったらカナダに引っ越す」と言ってる人は、自分の周りだけじゃなかったようです。
ドナルド・トランプ圧勝で幕を閉じたスーパーチューズデー当夜、アメリカではまさかの「トランプ大統領」の文字が現実味を帯びたことから「カナダに引っ越す方法」を検索する人が急増、グーグルのデータエディターが緊急ツイートを発出する事態となりました。
Searches for "how can I move to Canada" on Google have spiked +350% in the past four hours #SuperTuesday
— Simon Rogers (@smfrogers) March 2, 2016
「how can I move to Canada」で検索する人が4時間で350%増加したぞ#SuperTuesday
「こっちの画面では1,500%増になってる」という声もあり、かなり数値にバラつきはありますが、いずれにせよ夥しい数の人が北の隣国カナダへの脱出を視野に入れていることが伺えます。
水曜の公式発表によれば、今や「カナダ移住」は2004年以来最高の検索数とのことです。
Searches for "Move to Canada" are higher than at any time in Google history #SuperTuesday pic.twitter.com/0KBJPrHdEO
— GoogleTrends (@GoogleTrends) March 2, 2016
わけても検索が集中したのが、支持率49.3%という驚天動地の数字が出てしまった東部インテリの集まるマサチューセッツ州。まあ、わかりますよね。これを商機とばかりに、Kayakはカナダへの片道航空券が当たるキャンペーンを実施中です。
あまりにもトラフィックが集中したのか、東部時間午前零時過ぎにはカナダ政府公式サイトが一時つながりにくくなる不具合も確認されました。
もちろんエラーメッセージには「ただいまサイトの表示がしづらくなる場合がございます。ご迷惑をおかけします」とあるだけで、どこにも「トランプ圧勝でサイトが落っこちそうだ」とは書いていません。ただの不具合かもしれませんけどね…。一応、前の日はこんなエラーは出ていなかった模様です。
image: Google Trend
source: Mashable-1, 2
(satomi)
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