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もしも、うるう年がなかったら、今日は2017年の7月15日

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お久しぶりです、今日は4年に一度の2月29日ですね。

地球に住む私たちは、季節と暦を一致させるために一年を365日と定めていますが、実際に地球が太陽のまわりを一周するのにかかる正確な時間は365日と5時間48分46秒。そのため、毎年一様に365日としてしまうと少しずつ季節と暦がずれてきてしまいます。そこで存在しているのがうるう年。4年に一度、366日の年を設けることでこのずれを修正しているわけです。しかし、それでもピッタリ合うわけではないので、本来うるう年である年を平年に戻す例外を設けることで精度を高めているわけですが。

それではもし、季節のずれをを無視して1年を365日として毎年繰り返していたら、今日は何月何日になるのでしょうか? アメリカの専門家Jon Schleuss氏らの計算によると、本日はなんと2017年の7月15日になってしまうそうです。1年以上ずれた上、日本では7月なのに寒くなってしまいます。


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ちなみに計算方法は、紀元前46年のユリウス・カサエルとクレオパトラの時代までさかのぼり、これまでのうるう年を本日の日付に足すというもの。この時期にアレクサンドリアに遠征したユリウスが、エジプト暦の存在を知ったのだと言われています。そして迎えること紀元前45年、ユリウスはローマ暦の改正を行ない、うるう年を導入したユリウス歴がはじまりました。

ひとりの人間が一生のうちに経験するうるう年は20回程度ですが、それが500回以上繰り返され今日に至るわけなんですね。いやあ、感慨深いです。


source: Los Angeles Times、クレオパトラとシーザーの暦

(kazoomii)

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