住まいを建てる際に「収納」のことをきちんと考えていますか? どうしても間取りや料金にばかり意識が集中する人が多いのが現状です。今回は、住まいで大切な「収納」の考え方を紹介します。
■どこに何をしまうか
使いこなせる収納をつくる第一歩は「適材適所の収納を計画すること」です。普段の生活を振り返り、家の中のどこでどんなことをするかを考えてみてください。
例えば、帰宅した際、あなたはどこにかばんや鍵を置きますか? ダイニングテーブルやリビングですか? もしそうなら、玄関そばに置ける場所があると、リビングダイニングがスッキリし、外出する際にも玄関に直行できて便利になるかもしれません。
文房具類や置き薬、ちょっとした大工道具など、生活の中で誰もが使うものは、取り出しやすく判りやすい場所に収納すれば、とっさのときに使いやすいと思います。
また、床下収納なども便利ですが、1階の床下の場合、台風などで浸水する可能性など万が一のことも考えて、入れる物を決めた方が良いでしょう。
■入れる物の寸法を知ろう
「造作家具」(建物と一体のオーダーメイドの家具)で壁面に収納を作ると、地震で倒れる心配もなく、部屋の見え方もスッキリとします。
造作家具をオーダーするときのコツは「入れたい物の寸法を測る」ことです。物の大きさとそれを取り出すときの動作に必要な余裕がわかれば、余分な隙間のない効率的な収納を作れます。これは造作家具の最大の良さでもあります。
この時につい見落としてしまいがちなのが、例えばブーツ。通常の靴の大きさだけで棚の高さを考えてしまうと、しまいづらく、取り出しにくい収納になってしまいます。また、オーディオ機器は背面のコード類の出っ張り分の寸法も忘れずに。
収納計画ではしまいやすさだけでなく、取り出しやすさ、使いやすさを考えなければいけません。ご自身の持っている「モノ」について見直すことや、将来について考える必要があります。
新しい住まいで収納計画を考える際は、家が出来あがった時点で100%を目指すのではなく、生活していく中で変化させられるような、暮らしに合わせていける70〜80%の収納計画を目指すのがおすすめです。
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文房具類や置き薬、ちょっとした大工道具など、生活の中で誰もが使うものは、取り出しやすく判りやすい場所に収納すれば、とっさのときに使いやすいと思います。
また、床下収納なども便利ですが、1階の床下の場合、台風などで浸水する可能性など万が一のことも考えて、入れる物を決めた方が良いでしょう。
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この時につい見落としてしまいがちなのが、例えばブーツ。通常の靴の大きさだけで棚の高さを考えてしまうと、しまいづらく、取り出しにくい収納になってしまいます。また、オーディオ機器は背面のコード類の出っ張り分の寸法も忘れずに。
収納計画ではしまいやすさだけでなく、取り出しやすさ、使いやすさを考えなければいけません。ご自身の持っている「モノ」について見直すことや、将来について考える必要があります。
新しい住まいで収納計画を考える際は、家が出来あがった時点で100%を目指すのではなく、生活していく中で変化させられるような、暮らしに合わせていける70〜80%の収納計画を目指すのがおすすめです。
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