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その犯人は、なんとワニ…...ワニ!?
携帯電話を落としたことのある人ならわかりますよね、一瞬で凍りつくあのショック。しかも携帯電話じゃなく、デジタル一眼レフカメラだった日には、言葉では言い表せません(僕は海に落としました)…よね。
アメリカに住むMario Aldecoaさんは、ワニの群れにデジタル一眼レフカメラを落とし、挙句の果て盗まれるという、最悪の経験をしました。
しかし、幸運にも彼のもとには、そのカメラが戻ってきたんです。8ヶ月も経った後に...
その事件が起こったのは今年の1月、彼が13万円ほどするデジタル一眼レフカメラと三脚で、ワニの群れを撮影していた時のこと。撮影はとてもうまく行っていたようです。そう、ワニがカメラに興味を持つまでは…
その時の様子をAldecoaさんは、GrindTVにこのように語っています。
ワニがゆっくりとコチラに向かってきたかと思うと、突然突進してきて、僕のカメラを咥えたんだ。とっさに三脚を掴んで対抗したけど、見事に奪われてしまった。 それを見ながら「さようならカメラ…」ってつぶやいたよ。
そして翌日には、なんの痕跡も残ってなかった。一瞬にして全てがパー。
しかし8ヶ月後、奇跡が!
先週金曜日、なんと旅行客の一人が、給餌中のワニの足に、カメラのストラップが絡まっているのを発見。そう、それはワニに盗まれ、長い間行方不明になっていたAldecoaさんのカメラだったのです。でも、無事に戻ってきたというわけでなく、全壊状態…でも、撮影したデータは奇跡的にも生き残っていたそうです!
こちらでは戻ってきた写真を見ることができますよ。
Aldecoaさんは事件後、新しいカメラを手に入れて動物の撮影を再開しましたが、以前よりも少しだけ注意深く撮影するようになったようです。
そして「あの事件には、動物を過信してはいけないと教えられたよ」と語った。
もっと強く握っていれば盗られなかったのでは…と思いましたが、ワニに襲われた時にカメラのことなんて考えてられませんよね。三脚だけでも掴んだ彼の度胸はスゴイ。
[GrindTV via Borrowlenses via PetaPixel]
Takashi(ERIC LIMER /米版)
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