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言われないとわかりません。言われても疑ってしまいます。
水彩画、その柔らかい印象は実に複雑で込み入った色の重なり合いでできています。水が絵の具を溶かしぼやかしでいく様子は、とてもユニークで独特なもの。それがまさかコーディングで再現されるとは…。
米田研一さんは、openFrameworksを使いデジタル水彩画を作りだしました。米田さんは今までも鉛筆画など様々なアートをコードで複製されていて、水彩画にチャレンジしたのも今回が初めてではありません。が、先週山口県のYCAMにて開催されたopenFramework Developer Conferenceで発表された、この水彩画コードが最も再現率が高いものだと言えるでしょう。
水彩画エフェクトを造り出すために、水と絵の具の層を合わせて質感を作り出し、そこにopenGLを使い奥行きや空間を作り出すことで絵を描いていきます。色が混ざり合って行く様子は、まさに水彩画! これがコードで描かれているとは、いやはやお見事。
[Creative Applications、kynd.info]
そうこ(LILY HAY NEWMAN /米版)
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