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マッチョを目指さなくても「プロテイン」が必要な理由

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「プロテイン」と聞いて、何をイメージするだろうか?

 多くの人は「プロテイン」と聞くと往年のアーノルド・シュワルツェネッガーのように、筋肉ムキムキのマッチョマンが愛飲するものだと思っているだろう。そんな筋肉ムキムキのマッチョマンたちは、運動後すぐに「プロテイン」を飲んでいるのだが、それはなぜか?

 プロテインの主成分であるたんぱく質は、下の図のようにアミノ酸が集まってできているが、我々の体は運動後45分以内にたんぱく質を与えると、筋肉へのアミノ酸輸送量が3倍にアップする働きがある。その結果、アミノ酸が再びたんぱく質へと変わって筋肉になる「たんぱく同化」作用が進み、逆に疲労による“たんぱく破壊”は減る……。

⇒【図:たんぱく質の形態】http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=458285

 まあ、こうした難しい話はともかくとして、我々の体は運動後45分以内にたんぱく質を摂るのが、もっとも筋肉が増えやすいようにできている。これが運動後45分以降になると「たんぱく同化」作用の効果は激減。つまり運動後、時間が経ってからでは、「プロテイン」はもちろん食事でたんぱく質を摂っても大きな筋力アップは期待できない。今日はたくさん運動したから、夜は焼肉でも食べて、たんぱく質をたくさん摂って筋肉アップ!とはならないわけだ。

 だからこそ、筋肉を効果的に増やしたければ運動後の45分間のゴールデンタイムを逃してはいけない。そのためには、運動後の速やかなたんぱく質摂取が不可欠。だからマッチョマンたちは「プロテイン」を愛飲し、ゴールデンタイムを逃さずにゴクゴクゴクッと体に流し込んでいるのだ。

 では、筋肉ムキムキになりたくない人には「プロテイン」は必要ないかというと、そうでもない。

 たんぱく質は、魚や肉などにも含まれているため食事で摂ることができるが、実際のところ必要なたんぱく質が食事だけでは足りていない人もいる。特に朝食抜きの人は要注意。そんな時、食事だけでは足りないたんぱく質を補うために、「プロテイン」を使うのが効果的なのだ。

「わざわざ『プロテイン』を飲まなくても」と思うかもしれない。もちろん、不足しているたんぱく質を補うために、食事でたんぱく質を摂取してもいいのだが、「プロテイン」のいい点は、たんぱく質以外の余計なものが少ないところ。例えば、たんぱく質が足りないからと肉をたくさん食べた場合、余計な脂肪分まで摂取してしまうことになるが、プロテインだと必要以上に脂肪分を摂らなくていい。つまり、余計な脂肪を増やさずにたんぱく質を摂りたい場合、「プロテイン」の出番というわけだ。マッチョマンが「プロテイン」を愛飲するのは、速やかにたんぱく質を摂れるのはもちろん、余計な脂肪を増やさないで済むからという理由もある。

 夏に向けてマッチョを目指す人はもちろん、体に不足しているたんぱく質を補いたい人も、正しい摂り方で「プロテイン」を活用してみてはどうだろう? <文/日刊SPA!取材班>

●ウイダープロテインバイブル http://www.weider-jp.com/protein/



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