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素人でも楽しめる水中撮影術【準備編】

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水辺や水中での撮影が手軽にできる防水性能を備えたタフなコンパクトデジカメが多数登場している。水中カメラマンに素人でも簡単に撮影できる水中撮影のコツを教わった

◆1万円以下の機種も登場基本を押さえて水中へ

 夏といえば海や山でのアウトドアレジャーを楽しみたい季節。近年、防水・防塵・耐衝撃性能を備えたコンパクトデジカメ(以下、コンデジ)が多数発売されている。防水ケースなしで使えるモデルも多く、手軽に撮れるなら、水中撮影にも挑戦したいもの。「コンデジでも水中撮影にこだわったモデルもあるので、基本を押さえれば、十分にキレイな写真が撮れます」とは、水中カメラマンの中野誠志氏。今回は中野氏に、防水コンデジを買ったばかりの素人が、シュノーケリングで水中撮影を楽しむための撮影術を教わった。

 まずは、水中撮影に向いたコンデジの選び方。シュノーケリングで手軽に楽しむだけであれば、5m防水の製品が1万円前後で手に入る。しかし、少し深くまで潜ることを考えると5m以上の防水性能があると安心だ。ほかにも、「水面に飛び込むときの衝撃は意外と大きいので、耐衝撃性能も重要」。さらに、「地上とは撮影環境が異なるので、水中向け撮影モードの有無、レンズの画角にも注意しましょう」(詳細は下記を参照)。

 まずは撮る前の準備から。レンズやマスクに残る水滴や曇り対策だ。曇り止めのアイテムがない場合は、「ヨモギなどをすりつぶした汁や、ネバッとした粘度の高いツバを口から垂らし、指で塗って水で流せばOK」と意外な代用方法が。カメラの結露予防も重要。「炎天下で熱せられたカメラ内部の空気が、水温との差で結露してレンズが曇ることがあります。涼しい場所で常温になるまで待つか、撮影前に水につけておきましょう」。

 それでは、いざ水中へ!

⇒【実践編】へ続く http://nikkan-spa.jp/479605

◆防水デジカメの選び方

『防水性』

JISの防水保護等級のうち最も厳しい「IPX-8」が必須。同じ等級でも耐水深度は機種によって異なるので注意

『水中モード』

水中に合ったホワイトバランスなどの設定が必要。細かい操作が困難な水中では、特化したモードがあると便利

『画角』

水中では地上よりも画角が狭くなる。焦点距離が小さいレンズほど画角は広いので、できれば28mm以下がオススメ

【中野誠志氏】

水中風景写真家。熊本・天草を中心に活動。テレビや雑誌などで撮影講座の講師なども務めている http://amakusaphoto.com

― はじめての水中撮影術【1】 ―



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