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DeNA謎の助っ人コーコラン 先発4試合で三者凡退わずか3度 

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勝てる試合を落としてしまった。8月3日、DeNAは0.5ゲーム差で迎えた直接対決で中日に7対8と惜敗。一時は3点リードしながら、逆転を許す展開に。9回、梶谷の2ランで1点差まで追い詰めたが、最後は岩瀬で逃げ切られた。

この日の先発は、来日4試合目の登板となるコーコラン(35)。1回にブランコのタイムリー、2回に石川の3ランと4点の援護をもらいながら、波に乗れない。4対1で迎えた4回表には、クラークに16号2ランを浴び、1点差に。それでも、そのウラDeNAは石川のタイムリーで追加点を挙げる。

今度こそ乗っていきたいコーコランだが、5回表も1点を失い、なお1死1、2塁のピンチに。最後は三振ゲッツーで切り抜け、降板。リリーフ陣が打たれ、DeNAは大事なゲームを落とした。

7月からローテーション入りを果たし、これまで投球回数18を数えるコーコランだが、なんと三者凡退に抑えたのはわずか3回のみ。不安定な投球が続いている。

表1

三者凡退に抑えた回は、いずれも3回表(裏)の攻撃だけだ。

当然、試合時間も長くなり、コーコランが先発した試合は、いずれもセ・リーグの平均試合時間3時間19分(前半戦終了時)を上回っている。

コーコランと同じく、7月から先発ローテーション入りを果たした小林寛(24)は、先発で以下のような成績を残している。

表3

1試合少ない小林寛の方が、コーコランの倍となる6度、三者凡退に抑えている。

DeNAの場合、リリーフ陣が打ち込まれ、勝利を逃すケースが目立つため、先発ができるだけ長い回を投げることが理想だ。

そう考えたとき、一度もクオリティースタート(6回3失点以内に抑えること)を達成できていないコーコランは、先発ローテーションに入るほどの実力なのか。確かに投手の台所事情は厳しいが、コーコランに伸びしろはあるのか。逆に言えば、コーコランを上回る若手の台頭がない限り、DeNAのクライマックスシリーズ進出は厳しくなってくる。

※写真は横浜DeNAベイスターズオフィシャルサイトより

【関連情報】
横浜DeNAベイスターズ選手名鑑 T.コーコラン(Tim Corcoran)
http://www.baystars.co.jp/team/player/2013/detail/56.php

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