みなさん、こんにちは。
コンサルタントの木村隆志です。
今回のテーマは、「その考え方で、婚活しても無意味」
私のもとには、婚活のお問い合わせが、月に100件以上あります。
実際にお会いするか、電話やスカイプでお話しするのですが、
彼女たちの主な問題点は、
「婚活の方法を間違えている」「考え方が間違っている」のどちらか。
特に多いのは、「考え方が間違っている」タイプ。
自分の目線から離れられず、自分よりも格上の相手ばかりを探し、
自分でもよくわかっていない“私らしさ”やプライドを優先させてしまう。
だから、結婚相手候補の男性たちと出会ったときも、
あまり彼らに好意を持たれないし、自分も好意も持てない。
婚活を「1人でやるもの」というスタンスで活動しているため、
条件・見た目・フィーリング以外に、
男性たちと折り合うポイントを見つけようとしていないのです。
私のコラムを読んで、わざわざ相談に来ているのにも関わらず、
「言い訳ばかり」「素直にアドバイスを聞かない」「聞いただけで終わり」
こういう人は、結婚できないまま、時間だけが過ぎてしまいます……。
ではどうして、
そういう自分目線のスタンスから離れられないのでしょうか?
それは、「恋愛と結婚を混同している」から。
恋愛は“趣味や友人関係”と同じ。結婚は“仕事や職場の人間関係”と同じ。
このスタンスで臨まなければ、婚活はなかなかうまくいきません。
恋愛は「したいときに、したい相手と、自分のペースで」すればいいのですが、
結婚は「ずっと仲よくやっていける相手が見つかったら、2人で相談してするもの」。
そして婚活は、「早く結婚するために行うもの」です。
言わば、「恋愛は本能、結婚は戦略」。
仕事のように戦略を立てつつ、相手と協調して進めなければ、
「早い段階で望む結果を出ない」のです。
例えば、
【スケジュール】は、仕事のように、
「定期的に予定を入れる」「足りなければ増やす」「時間ごとに区切る」
【初対面の男性がいる場】では、仕事のように、
「丁寧な言葉づかい」「清潔感のある身だしなみ」「よい姿勢と笑顔」
【コミュニケーション】も、仕事のように、
「相手の話を聞く」「感じのいいあいづちを打つ」「ホメる」「感謝する」
まずは、出会いの数と質(仕事の数と質)を確保し、
お互いに気に入らなければ(仕事の商談成立)、その先はないのです。
だからこそ、本気で結婚したいのであれば、
「仕事のときにしている」振る舞いや自己管理を心がけること。
ときには、より着飾ったり、演技をしたり、ガマンも必要でしょう。
もしあなたが、これらを「嫌だ」「自分らしくない」と思うのなら
「思う期間内で、思うような相手と結婚できない」のは仕方がないのです。
もちろん、運がよければ結婚はできるかもしれません。
しかし、「婚活を運に頼っていたら、何年かかるか分からない」のが現実。
私の相談者さんの中には、「5年婚活しています」という女性も少なくないので、
考え方を変えることで、早く望む幸せをつかみ取って欲しいと思います。
※@nifty恋愛・結婚からの寄稿です。
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