Quantcast
Channel: 夕刊アメーバニュース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 18177

「女豹ライターが教える・ハンター的婚活」

$
0
0

TAKE90:「誰でもいいから結婚したい」ほどのウソはない

よく婚活中の人(男女問わず)は「誰でもいい」とか「普通でいいのよフツーで」などと、無条件に結婚したい気持ちをアピールしますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

そもそも「普通」という基準でさえも、人それぞれ異なりますよね。実際に「普通の人なら誰でも」と豪語した婚活中の女性に追求してみたところ、現実は「年収500万以上、長男以外、サラリーマン(欲を言えば公務員のように安定した職業)、首都圏出身&永住(転勤がない職種)、初婚」が本音でした。

仮に適齢期を20~40歳とすると、その平均年収(男性)はおよそ390万円。500万を超えるのは、かろうじて40歳以上という数値(※)。相手の年齢を問わなければ、候補となる男性の母数は増えるかもしれませんが、彼女の希望である「初婚」「長男以外」「サラリーマン」「首都圏在住」という条件までフィルターにかけたとしたら、そうやすやすと出会える人数ではないような気がします。もはや絶滅危惧種レベル。そのどこが普通といえるのでしょうか(笑)

「誰でもいい」の勘違いは男性にもいえること。フタを開ければ「できれば20代(子どもを産むことを考えて)、離婚歴は問わないが連れ子はNG、太っていないこと、ブサイクではないこと、安月給でも文句言わないこと」と条件だらけ。

以前そのような男性に「それは誰でもよくないじゃん」と突っ込んでみたところ、当の男性は「初婚にこだわらなければ、けっこういるでしょ」と答えました。
たとえ母数が少なくないとしても、むしろそれだけ条件が整った20代女性がいたら、ほかの男も放っておかないでしょう。そこに気づかないのは、愚かなのかおめでたいのか(苦笑)

少々きついことを言います。
そもそも、己の魅力で惹きつけられる男性ならば、どれほど競争率の高い女性相手でもそれなりに接近できるはず。あるいは誠意と熱意を持って猛アプローチできる行動力が備わっていれば、高嶺の花でも振り向かせることができるかもしれません。

しかし婚活中となれば話は別。
そもそも前述のように「自分の求める条件に合致した相手をGETできる」資質(あるいは行動力)があれば、あえて婚活せずとも「誰でもいい」などとハードルの低さを演出せずとも、そのうち誰かと結婚できる(できた)のではないですか?
現状、あなたが求める「普通」の相手とさえ結婚へとコマを進めることができていない以上、あなたの中にある「(普通だと思い込んでいる)超こだわり」を一度リセットしなければ、永遠に婚活中になってしまうかもしれませんよ。

「誰でもいい」なんて本当は思っていないことを、まずは自覚して。
その上で、あなたの求める、かつ(釣り合いが取れるという意味も含め)あなたに合った相手というものを正しくイメージしてみて。
フォーカスがぼやけていては、視界にふさわしい相手がいようと気づきません。まずはピントを合わせることから。
逆に、もしも本当に条件などなく「好きになった人がタイプ」というのなら、婚活などやめて単純に「彼女募集」という姿勢でいたほうが、結果いい相手にめぐり合えるかもしれませんよ。

※参考:年収ラボ「年齢別 サラリーマンの平均年収」
http://nensyu-labo.com/heikin_nenrei.htm

※@nifty恋愛・結婚からの寄稿です。

【関連情報】
その他の恋愛ライターコラムはこちら
http://nifty.jp/ren-ai

@nifty恋愛・結婚
http://partner.nifty.com/

関連リンク ]
早くも婚活にアベノミクス効果が現れはじめた!?
「思い込み」の怖さ ~あなたの恋愛や婚活がうまくいかない理由~(前編)
「思い込み」の怖さ ~あなたの恋愛や婚活がうまくいかない理由~(後編)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 18177

Trending Articles