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とっても努力家なマーケティング!! 知られざるコンビニのこだわり。

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21世紀を生きる私たちにとって、コンビニがない生活は想像できません。各種料金の支払いや日用雑貨まで取り扱っているコンビニというのは非常に便利です。ですが、コンビニの根幹といえばやはり食料品。食料品が美味しくないコンビニには行きたくないですよね。そこで今回は、実は裏では地道なマーケティングが行われているコンビニのこだわりを紹介します。



1. 見た目を極限まで良くする
料理は目でも楽しむという言葉あるように、料理には見た目が非常に重要です。商品の中身がわかるコンビニの場合、見た目にかなり注意を払っています。一説には、商品購入する時の動機として見た目は9割というデータもあります。

また、人間は食べ慣れていないモノは見た目で美味しさ判断します。なので、見栄えの良い商品や知っているブランドに似ているものを選びがちなのです。

2. コクにこだわる
見た目も重要とはいえ、リピーターを増やすには味の方もしっかりとしなくてはいけません。今の日本人の消費者は非常に舌が肥え、単純な味では満足できないようになっています。なので、今は単純な味、甘いや辛いではない何かわからないコクのある味が求められています。

ですが、「コクがあるものが求められているにも関わらず、揚げ物がメインなのはどういうことか」という声が聞こえてきそうです。油脂は中毒性があり、脳に強い刺激を与えるということからコクとはまた違った理由で人気があるのです。

3. 地域に合わせる
今や日本に限らず、世界的に普及しているコンビニ。世界中の人にとっても生活に欠かせないものとなっており、競争も激しいものがあります。そんな中、どのように生存戦略を立てるかというと地域に合わせるというものがあります。

例えば、日本では一般的なかつお出汁は中国人には生臭いと感じるようです。一方で、中国で一般的な鳥湯は日本時には生臭いと感じるとのことです。また、日本国内でさえ関東風と関西風出汁の対立があります。つまり、香りがよい食べ物か、臭い食べ物かは、国によって異なるということです。



同じ系列のコンビニとはいえど、売っているものは全く違います。小売のマーケティングの世界は奥が深いのです。

「コンビニ食と脳科学-『おいしい』と感じる秘密(加藤 直美)」の詳細を調べる

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