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北朝鮮でグーグル・ストリートビューとか、当分は難しそうです。でも今、きわめて限られた、北朝鮮政府にも承認された(だから多分検閲の入った)場所だけですが、360度ビューの写真が見られます。撮ったのはシンガポールの写真家、アラム・パンさん。
北朝鮮では旅行客を厳しく制限していて、写真家への対応なんて言わずもがなです。でも去年の秋、北朝鮮政府はパンさんが軍と無関係の場所を政治的意図抜きで撮影することに限って許可しました。パンさんもその条件で問題なかったようです。彼のWebサイトによれば、そのDPRK 360 Project(DPRKはDemocratic People's Republic of North Koreaの略)では「センシティブになりうる、過去、現在、未来のいかなる政治的な問題」も取り扱う意図はないとしています。
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そんなわけで今回パンさんが撮ったのは、北朝鮮政府公認のハリボテ部分ばかりになってます。でも彼は、今後もっと深いところまで撮りたいと考えてます。
私のプロジェクトの究極のゴールは、北朝鮮の中心に真に飛び込んで、人々の毎日の生活を撮ることです。でもそこまで入り込むための要望をするには、自分の誠実さを見せなくてはいけません。希望的には、今回の訪問を最初としてこれから何回も北朝鮮に行きたいです。今回は最初の訪問で、特に国の誇りとなっている場所に的を絞りました。大体は、標準のツアーに組み込まれてるモニュメントとか公園です。今は2回目の訪問への平壌からの正式なOKを待っているところです。これからの訪問では、北朝鮮のより「内側」の部分、標準ツアーでは見られない場所にフォーカスしたいです。 DPRK 360のサイトには、ストリートビュー的なパノラマ写真が上の場所以外にもたくさん公開されています。これが北朝鮮の本当の姿とは言えないでしょうが、普通の人の表情もほんのちょっと垣間見られるものになってます。
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[Observers France 24]
Ashley Feinberg(原文/miho)
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