
無重力体験に一歩近づく。
以前からもヴァージン・ギャラクティック社の民間宇宙飛行については何度かギズで取り上げてきました。同社は今年に入ってからも実現に向け着々と準備を進めているようで、先日、サブオービタル宇宙船のスペースシップツー(SpaceShipTwo)が3度目となる動力飛行に成功したそうです。今回はこれまでで最高の7万1000フィート(約21.6km)、最大速度はマッハ1.4に到達したんだとか。翼の部分にエンジンの炎と機体が映っているのは、今回新たに施されたコーティングによって反射しているからだそうです。それでは、テスト飛行の様子を動画と写真でプレイバック!
テスト飛行の一部始終はこちら…ワクワク。

スペースシップツーが母機から分離される様子。それまでの轟音は消え、静寂に包まれるなかで機体がふわっと落とされたのが印象的です。

母機ホワイトナイトツー(WhiteKnightTwo)から切り離されたのち、スペースシップツーのエンジンが着火。上の写真は母機から撮影したそうです。

機体は上昇を続け…。

ハイブリッド・エンジンはこんなにも燃えさかります!

エンジン燃焼終了の図。
もうちょっと、いやかなりお手頃になったら挑戦してみたい宇宙飛行。もし乗船できたら、無重力体験も気になりますが、母機から切り離されたスペースシップツーのエンジンが着火するまでの僅かな時間はどんな感じなのかも気になってしまいました!
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CASEY CHAN( たもり/米版)
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