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映画界の移り変わり。
ネタ元のLA Timesが報じたところによりますと、パラマウント映画が今後、35mmフィルムの使用を一切やめ、米国内映画館への配給は100%デジタルに踏みきるそうです。これは、ハリウッドの主要映画会社では初めて。
ネタ元では、ソースとなる情報提供者の名前は明かされていないものの、「Anchorman 2: The Legend Continues(俺たちニュースキャスター2)」が、パラマウントが配給する最後のフィルム/デジタル映画になるそうです。しかし、米国外の輸出用の配給はフィルムも継続する予定だとも言っています。ちなみに現段階では、パラマウントから報道に対して公式のコメントはだされていません。
35mmフィルムは映画業界のスタンダードとして、100年以上もその役目を担っていました。が、関係者の目には、2011年以降、大きくデジタルに針が振れていることも明らか。デジタルフォーマットでは、3D効果や1本100ドル以下という低価格が実現できます。今までの1本2000ドル近いコピーフィルムの価格では、とても争えない領域です。また、ただコピーが安価になるだけではなく、デジタル化することによって、配給方法も変わってくるという見方もあります。
米国内では、92%の映画館がデジタルプロジェクターを完備しており、今後ますますデジタルへの移行が強まるのは当然の流れともいえます。もちろん、映画ファンの中にはフィルムでなくてはという人もいるでしょう。故に、配給会社としては、デジタル一本化の先駆者となるのはなかなか難しい決断なのでしょうね。
それにしても、みなさんはどれほど、フィルムとデジタルの違いがわかるものなのでしょう。
[LA Times via The Verge]
Image: Shutterstock / Fer Gregory
そうこ(ROBERT SOROKANICH /米版)
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