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気づけば、ロシア・ソチ冬季オリンピックまで一か月もありません。
もし現地まで選手たちを応援しに行くなら、ロシアの携帯電話キャリアMegafonのパビリオンに足を運んでみるのも面白い経験になるかもしれません。
なんと! パビリオンの建物の側面に、まるでラシュモア山の岩山に彫刻された4人のアメリカの大統領達のように、あなたの顔がニュニュニュっと現れるんです。
これは、イギリス人の建築家Asif KhanさんがデザインしたMegaface。スキャナーで来場者の顔をスキャンしてデータを処理すると、壁に装着されている無数のピンが盛り上がり、顔の陰影を表現して顔が浮き出てるようにしてくれるんです。
Khanさんの説明によると、期間中にパビリオンやロシアにあるMegaFonのショップにある3D写真のブースへ行けばOK。あなたの顔を1万本以もあるアクチュエータがパビリオンの側面に3Dで浮かび上がらせてくれます。コンセプトは「全ての人にオリンピックの顔になる機会を!」だそうです。
このパビリオンは、オリンピック・パークの入り口付近に設置される予定で、それぞれのお顔は20秒間表示され、次々と交代していき、オリンピック開催中に17万人以上の顔がオリンピックの顔として3D化され、パビリオンの壁に登場する計算だそうです。
ちなみに、自分の顔が浮き出るタイミングは明確に伝えられる事はないようですが、リンクを送ってもらえるのでビデオで自分がオリンピックの顔になった瞬間をチェックすることができるそうです。折角ならリアルに目の前で見てみたい気もしますけど、それは運しだい!?
[Asif Khan via Verge]
-Jamie Condliffe (原文/junjun)
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