SEXにおいてクンニとは、多くの人にとっては前戯の手段の一つでしかないだろう。しかし、そんなクンニに生きがいを感じ、自らの生きる手段にまでした男たちがいる。世界初の“舐め師”を自認し、クンニの道をひた走るクンニクマン氏はその代表格だ。数年前から自らが編み出したクンニの奥義を広めようと「クンニ道場」を主催し、今では全国に約1000人のお弟子さんがいる(本人談)という彼。最近では雑誌など多くのメディアにも登場している。
そんなクンニクマン氏に対し、「俺のクンニのほうが上だ」と言わんばかりに挑戦状を叩きつける舐め師が出現した。その名もリックマン(リックとは「舐める」の意味)! アメリカ帰りで現在は千葉県松戸市に住んでいる彼は今回、公の場でクンニクマン氏と雌雄を決することを希望したという。
なんだか頭が混乱しそうな非現実的な展開だが、挑戦を受ける格好となったクンニクマン氏から「ぜひメディアの方にも世紀の対決の証人になってほしい」とのオファーを受けた日刊SPA!取材班は、いてもたってもいられず、対決会場へと向かった!
◆女性2人に対して、代わる代わるクンニ!
到着した先は新宿の「シアターPOO」。会場にはすでに対決を待ちわびる観客約30人が集まっていた。それにしても男性率が高い。奇特な女性客が2名ほどいらっしゃったが、どのような経緯でここに迷い込んでしまったのだろうか……。
時刻は午後7時となり、司会の松本格子戸さんとともにクンニクマン氏が登場。まずはトークショーのような形式で「僕がクンニ・デビューをしたのは新宿のストリップ劇場でした」など、氏の経歴や最近の活動が紹介された。その後、いよいよリックマンが登場。対決方式の説明が始まった。今回の対決ルールは以下の通りだ。
1:モデルの女性2人に対しクンニクマン氏とリックマン氏が交互にクンニを行う
2:クンニ後に女性2人が採点する
3:採点は「感触」「技術」「芸術」「情熱」「エロ」の5項目
4:女性2人が5つの項目に点数(各項目は10点満点=最高20点)をつけて高得点のほうが勝ち
5項目の意図はよくわからないが、今回はこのルールなのだそうだ。説明が終わると、ステージ上にマットを敷いた台が用意され、そこに寝そべる一人目の女性モデル。先攻はクンニクマン氏だ。「皆さんも見やすいように前に来ていいですよ」との司会の声に促され、クンニ中の2人を囲むように集合する観客たち。まるで築地のマグロ初競りみたいだ。
いざクンニが始まると会場はシーンと静まり、じっくりとことの成り行きを見守る一同。時折、女性陣から甘い吐息が漏れると「おぉぉ…」と観客たちから歓声が上がった。制限時間が終了し、女性の股間から顔を離したクンニクマン氏の顔には少し焦りが見えた。
「やはり、最初は女性が少し緊張していますね……」(クンニクマン氏)
続いてリックマン氏が登場。同じようにクンニを開始した。すると、顔を動かさず一点をピンポイントに攻めるクンニクマン氏に対し、リックマンは小刻みに体を揺らしながら激しく攻め立てた。ゆさゆさ上下に揺れるリックマン氏の後頭部。こころなしか女性の反応も先ほどよりいい。というかコレ、さっきまでクンニクマン氏が舐めていた効果もあるんじゃないか!?
どうやらこの対決は先攻が超有利のようだ。というわけで2人目の女性にはリックマン氏が先攻でクンニクマン氏が後攻となった。1人目と同じように、制限時間いっぱい股間に顔をうずめる両氏。こうして世紀の名勝負は終わった。
女性2人による判定を待つ間にはエキシビションとしてストリッパーの朱魅さんがステージに登場。妖艶な舞いを披露し、どことなく先ほどよりも観客のボルテージが上がった気もするなか、いよいよ判定結果の発表となった。各採点項目が順番に発表されていく。その結果、なんとクンニクマン氏(81点)リックマン氏(88点)となり、クンニクマン氏が敗北!! まさかの王座(?)交代となった。
結果を受けて「見せ方を失敗したのを反省しています。絶対にリベンジします!技術は満点頂いたので、パフォーマンス力をつけて次回は絶対に勝ちます」と敗者の弁を語ったクンニクマン氏。このままでは“舐め師”としての今後の仕事にも影響が出かねない。再び不死鳥のように氏が復活する日は来るのか!? リベンジの日を期待したい。 <取材・文・撮影/日刊SPA!取材班>
【クンニクマン氏】
クンニの上達を目指す男性たちに自身の奥義を伝授する「クンニ道場」を主宰。女性が感じる正しい「クンニの技」を伝授する。
ブログ:http://blog.livedoor.jp/kunnikuman/ twitter:https://twitter.com/kunnikumann
【関連記事】
・エロメン・一徹が教える「妻や彼女を満足させるハイブリットな後戯術」
・「ヤリチンはドス黒い」は本当?女医が教える“下半身”都市伝説の真偽
・今ドキの「フツーじゃないセックス」とは?
・新年会後の夜遊びは「逆エステ」がオススメ!?
・【高級デリヘル中毒者】急増中のワケ