
ミツバチのセンスが光る!
陶器の人形に蜂の巣がびっしり。カナダのアーティストであるアガネサ・ダイクがミツバチとコラボレーションして制作した作品をご紹介します。
アガネサさんは小さな力が作り出す「種間におけるコミュニケーション」に興味がありました。特にハチからインスピレーションを得て、プロの養蜂家からミツバチの巣とコロニー、そして養蜂場を借りました。ミツバチと協力するにあたり、アガネサさんはフリーマーケットなどであえて少し壊れていたり損傷しているものを集めました。
私が損傷した対象を選んだ理由は、ミツバチはとても注意深い生き物だからです。 彼らは周りのものを絶え間なく修繕し、その細かい点まで注意を払います。またミツバチたちの意思疎通を促すため、対象物に計画的にロウや蜂蜜、プロポリスや手作りの蜂の巣を加えていきました。私は少なくとも、その手法を計画的にするのが好きなんです。ミツバチは時々、私の思っていたやり方とは別の方法で考えることもあるんですよ。 ハチって本当に賢くて働き者ですね。それを上手く作品に取り入れたアガネスさんも素敵です。以下で作品の一部をギャラリーとしてお楽しみください。











[Aganetha Dyck via MAKE]
(徳永智大)
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