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男性が女性より早死にする理由って?

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日本人の平均寿命が、男性と女性でどれほど違いがあるかご存知でしょうか。

2012年の調査では、男性の平均寿命が79.94歳、女性の平均寿命は86.41歳。男性の方が女性に比べて約7年も短命であることがわかりました。年齢別に日本人の生存率をたどってみると、50歳を過ぎると男性の生存率が女性に比べて大きく下がりはじめるのです。生存率低下の境となる50代に、男性の身体にはどのような変化が起こっているのでしょうか。



テストステロンの減少が原因!
大きな原因は、睾丸から分泌される男性ホルモンで最も重要な「テストステロン」の減少による更年期障害と熟年期障害です。女性の場合、50歳前後になると卵巣が委縮して閉経という現象に見舞われます。一方、男性の場合は女性のように急激ではなく、徐々に機能が低下していきます。そこに強いストレスが加わると、機能低下が促進されさまざまな障害がもたらされます。

テストステロンの減少は、血管を老化させて心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。また、テストステロンは皮下脂肪をエネルギー源に変換する働きがあるため、血中濃度が低くなるとメタボリック症候群の発症にもつながります。これらの機能低下が、50歳から80歳にかけての男性の生存率を大きく低下させるのです。

テストステロン低下に対する治療法は、テストステロン製剤の筋肉注射です。そのためには、血中濃度の検査等、綿密な診断が必要になります。男性ホルモン低下による更年期・熟年期障害は女性より個人差が大きく、なかなか自覚できません。早い人であれば40歳ごろからテストステロンの低下がはじまります。



残された寿命を短くしないためにも、体に異常が生じる前に自分のテストステロン値を把握しておくことが重要です。

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