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タイトルに惹かれて観に行ったら「えっ!?」となった映画

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世の中あらゆるものに名前がある。でも、なかには「それって誤表示じゃない?」と思われるほど実態に合わなかったり、一見矛盾してるような名称で呼ばれているものも少なくない。そんな“名は体を表さない”物件を、さまざまなジャンルからピックアップ。何がどうしてそうなったのか、その真相を徹底調査!

◆[映画タイトル]部門

 タイトルに惹かれて観に行って「えっ……!?」みたいな映画も少なくない。そんな誤表示的作品ベスト3をネタ系映画サイト「破壊屋」管理人・破壊屋氏に聞いた。

「まずは『ヒューゴの不思議な発明』。主人公のヒューゴは何も発明しません。実在の映画監督を描いた作品ですが、それだと客を呼べないのでハリポタ風ファンタジーとして宣伝したんですね」

 公開時には「タイトルと違う!」と話題になったというから、一種の炎上マーケティングか。

「『U.M.A. レイク・プラシッド』はワニが襲ってくる映画ですが、日本の宣伝ではワニというのを隠してUMA(未確認動物)だと言い張った。テレビCMではワニにモザイクをかけて、本編の字幕でも『UMAかもしれない』と勝手にウソのセリフを入れるなど、偽装の手口そのものが楽しめる作品です」とは誇大広告も甚だしい。

 一方、逆の意味ですごいのが『あなたになら言える秘密のこと』。

「過激なタイトルだけど中身は大したことないというのはよくあるけど、コレはその逆。優しそうなオシャレ映画と見せかけて、実は戦争犯罪が題材です。『秘密』とはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下の残虐行為のこと。タイトルはウソじゃないけどギャップありすぎ」

 うっかりカップルで観に行くと、悲惨なことになりそうだ。

「映画は興行なので大げさなタイトルや宣伝はつきもの。それにワクワクしたり、だまされたりするのも一興」とはさすがっス!

― ジャンル別[気になる名称]大調査【9】 ―



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