「部長はお目にかかりましたか?」
「社長はお目にかかりましたか?」
「(取引先の)田中様はお目にかかりましたか?」
実は「お目にかかる」は尊敬語ではなく謙譲語なので、この敬語表現は間違いです。
「お目にかかる」とは
「お目にかかる」は「会う」の謙譲語として使います。謙譲語とは、自分の立場を下げることで相手の立場を上げる敬語です。今回は、「目上の人が会ったかどうかを確認する」といった表現で使いたかったはずです。
しかし、「部長がお目にかかりましたか?」では、私より立場の低い部長に対して会ったことがあるかどうかを確認するという意味になるので間違い敬語となります。正しく表現するにはどうすればよいでしょうか?
「お目にかかる」の正しい使い方
「お目にかかる」は「会う」の謙譲語のため、
「お目にかかることができ、光栄です。」
「田中様にお目にかかりたいのですが、」
のように使います。「部長がお目にかかる」は尊敬語のように聞こえるので間違って使っていた人は注意が必要です。また、「会う」の尊敬語を使いたい場合は、「お会いになる」を使うようにします。敬語の変換間違いには注意しましょう!
「「会う」を敬語に変換しよう!」の詳細を調べる
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「(取引先の)田中様はお目にかかりましたか?」
実は「お目にかかる」は尊敬語ではなく謙譲語なので、この敬語表現は間違いです。
「お目にかかる」とは
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しかし、「部長がお目にかかりましたか?」では、私より立場の低い部長に対して会ったことがあるかどうかを確認するという意味になるので間違い敬語となります。正しく表現するにはどうすればよいでしょうか?
「お目にかかる」の正しい使い方
「お目にかかる」は「会う」の謙譲語のため、
「お目にかかることができ、光栄です。」
「田中様にお目にかかりたいのですが、」
のように使います。「部長がお目にかかる」は尊敬語のように聞こえるので間違って使っていた人は注意が必要です。また、「会う」の尊敬語を使いたい場合は、「お会いになる」を使うようにします。敬語の変換間違いには注意しましょう!
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