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その手があったか…自動車のワイパーの動作速度でゲリラ豪雨の危険をチェック

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日本で導入される日も来るのかな?

ゲリラ豪雨なんて言葉が頻繁に聞かれるようにもなりましたよね。これまでの大雨洪水警報だけでは対応できない、非常に狭いエリアで一瞬にして降雨量が膨大になって局地的な災害が起きてしまう怖さがありますけど、その危険を正確に予測するのに意外なアイデアが…。

ドイツのハノーバー大学の研究者チームは、自動車のワイパーの動作間隔をモニタリングすることで、雨量計などの測定機器よりも現実的かつスピーディーな危険予測を実現するシステムを構築中とのことですよ。ワイパーを動かすスピードが速ければ速いほど大雨が降っているという測定方法は、確かに当たっているかもしれませんね。

全ての自動車のワイパーブレードの動作速度と現在位置をリアルタイム集計する仕組みをフル活用すれば、予想より高い精度で局地豪雨のポイントを割り出せるとの結果が出そろってきているんだとか。もちろん、プライバシー保護の観点から、誰がどこを運転しているかなどの情報はすべて特定できない形でのデータ収集が進められますが、こういう発想が本当に実用化されるとスゴいですね~。


[European Geosciences Union]

Andrew Liszewski(米版/湯木進悟)

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