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生命保険3つのメイン商品! 定期保険、養老保険、終身保険

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生命保険の基本である「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3つの保険について簡単に説明します。



1. 定期保険
定期保険は生命保険の基本です。保険期間は10年、20年の決められています。満期になっても、一定の年齢まで契約は更新できます。保険期間中に、死亡もしくは高度障害状態になった場合に保険金を受け取ることができます。途中で解約しても返戻金はほとんど戻ってきません。そのため「掛け捨て」タイプの保険となっています。

定期保険の保険料は加入時の年齢が基準となるため、加齢とともに保険料は高くなります。更新の場合は、更新時の年齢で再計算されるため、保険料は高くなります。

30歳で3000万円の10年定期に加入すると、月額保険料は最初の10年が3500円でも、40歳からは7000円のように保険料金が高くなります。

2. 養老保険
養老保険は、「貯金+保険」パターンです。定期保険では、保険期間が満了しても支払った保険料は戻ってきません。しかし、養老保険では、死亡もしくは高度障害状態になった場合に死亡保険金を受け取れるだけでなく、保険契約満了時に満期保険金を受け取ることです。

本来は定期保険でも問題ないですが、少しでもお金が戻ってくるとお得という日本人の心理を利用した商品です。養老保険はかつての大手生保の主力商品でした。

養老保険に加入した場合、30歳から60歳までを保険期間とすると、途中で亡くなった場合は500万円が支払われ、無事に満期を迎えたら500万の満期金を受け取ることができるというイメージです。


3. 終身保険
終身保険は、いつ死亡しても保険金が受け取れるタイプです。60歳、70歳と高齢になると死亡する確率が高くなるため、保険料も高くなります。そこで、高齢になってからの保険料負担を軽くするために、将来必要となる保険料を計算し、若いときから支払う保険料に、本来高齢時になった時に負担する保険料分を多く支払い、積み立てます。若いうちに支払う保険料は、高齢時の保険料を支払うために積み立てられます。

終身保険は解約時にお金を受け取ることもできます。このように、解約返戻金を利用できることから終身保険の積立金は貯蓄代わりにもなります。終身保険も「保険+貯金」の役割を果たします。

様々な生命保険の商品がありますが、メイン商品はこの3つに分けられます。基本的に「保険」と「貯金」で考えましょう。

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