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昼間にお月見?
普通に考えてありえないことだと思うのですが、それができるのです。日本科学未来館といえば、宙に浮く大きな「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」が有名ですね。通常は「地球」を映し出している立体ディスプレイが、23日までの期間限定で「月」に変身しているそうです。
「Geo-Cosmos」は1000万画素を超える高解像度で、宇宙空間に輝く地球の姿をリアルに映し出す球形の立体ディスプレイ。普段は、赤道上空の6つの静止衛星と、北極と南極を結ぶ極軌道を回る衛星が撮影したデータから、1時間ごとの雲の様子を映し出したり、二酸化炭素の濃度の変化をわかりやすく表示したり…と、最新技術が満載の地球儀です。
Geo-Cosmosに映し出される月…ということは、一般的に日が沈まないと拝めない月を昼間でも拝めるということ。紫式部もビックリですね。
お月見イベントの開催期間は三連休最終日の23日まで。21日の土曜日には開館時間を20時まで延長して、通常開館時には見ることのできない暗闇に浮かぶ「Geo-Cosmos」の姿を見ることができるそうです。有機ELで構成されるディスプレイに浮かぶ中秋の名月。とっても神秘的なんだろうな。
ネタ元のカフェグローブでは未来館で開催されるイベントの詳細も紹介しています。ちなみに今年の「中秋の名月」は本日9月19日。空を見上あげると、きっと素敵な月が見えるはずです。歌とか詠んじゃおうかな。
image by:MidoSemsem shutterstock.com
これが未来のお月見。球体に映し出される「中秋の名月」が日本科学未来館に出現 [カフェグローブ]
(ギズモード編集部)
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