TAKE97:結果重視の男性、プロセス重視の女性
同じ婚活中でも、男と女は「結婚」という目標に対する姿勢が異なります。
およそ男性は結婚というゴール(本来はスタートなのですが)に到達することばかり考え、そこまでの過程は二の次だったりするのですが、女性は結婚に向かう過程を無視することはできません。
結婚相談所や出会い系サイトの利用者比率に偏りが出る(男性のほうが圧倒的に多い)のは、ひとえに女性が「出会いのプロセス」まで気にしているから。のちに「どこで出会ったの?」と聞かれることまで想定し、説明しにくい(と自分では思っている)スポットは避けているのでしょう。
(逆に男性は結果重視のため、勝率が高ければ出会いの場にはこだわらない傾向が)
そもそも婚活においてのプロセスには、どのようなものがあるのでしょうか。
1:出会い
2:初デート
3:(結婚を前提とした)交際開始
4:手を繋ぐ、キスをする、体の関係を持つといったスキンシップ
5:友人や親への紹介(公認の関係になること)
6:初旅行、お泊まり、週末同棲など「プレ生活」的なデート
7:プロポーズ(ここがもっとも重要!)
8:婚約
9:結婚準備(ここも女性にとっては重要!)
10:結婚
(3~6は順番が入れ替わることもアリ)
……ざっと挙げただけでも10ステップありました(笑)
こだわる女性ならば、もっと細かいかもしれません。
婚活に限ったことではありませんが、プロセスを重視する傾向は女性に強く見受けられます。「交際○ヵ月」といった記念日にこだわるのも、ふたりがともに歩んだ過程を大事にしたい女心から。
もしも男性のあなたが婚活を少しでも有利に進めたいのであれば、女性ならではの「プロセス」を考慮してあげることが大事なポイント。
具体的には「出会いの場で(女性に)“運命”を感じさせるようなトークをかます」「初キスの前に改めて愛の告白をする」「旅先で思い出に残るような演出をする」など。
これまで何となくやり過ごしてしまったり、自分の目的達成ばかり意識してスルーしてしまった各ステップを、きっちり相手の女性と向き合って進めるのです。
要は、エスカレーターやエレベーターで上ろうとせず、一段ずつ数えるように階段を上ればいいのです。
面倒ですか? しかしこれらのステップを少しでも意識してみると、「いいな」と思う女性と出会った瞬間からその先へと関係を進めることがスムースになりますよ。
冒頭でも触れましたが、結婚はゴールではなくスタート。
結婚後もラブな関係でいるためにも(結婚前の)ふたりに「あの時は……だったね」と語れるエピソードはひとつでも多くあったほうがいいのです。
※@nifty恋愛・結婚からの寄稿です。
【関連情報】
その他の恋愛ライターコラムはこちら
http://nifty.jp/ren-ai
@nifty恋愛・結婚
http://partner.nifty.com/
[ 関連リンク ]
女を上げる「結婚祝い」ってどんなもの? 縁起よりも実用性がポイント
「同棲とどう違うの?」「子供ができたら結婚した方がいい」……”事実婚”について支持・不支持はほぼ拮抗
結婚相手の判断基準とは