みなさん、こんにちは。
コンサルタントの木村隆志です。
今回のテーマは、尽くすと男性は冷たくなる?
毎日コンサルをしていると、
「私は尽くすタイプ」という女性の多さを感じます。
みなさん、「彼の喜ぶことをしてきたのに、何でうまくいかなくなるの?」
と尋ねてくるのですが、私から言わせれば、それは当然。
尽くせば尽くすほど、彼の心は離れていくからです。
「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」ということわざがありますが、
これは「やりすぎは、やっていないのと同じ」という意味。
つまり、「尽くしすぎると、何も尽くさないのと同じ」ことになるのです。
「尽くされるのが当たり前になって、感謝してもらえない」のなら黄信号。
さらに、彼が「私だけを見て」「あなたのためにこれだけやっている」
というプレッシャーから、居心地の悪さを感じ、
外に目を向けたり、逃げ出したくなったり……ここまで来たら赤信号です。
ベストは50対50の関係。
もしあなたが「尽くしたい」タイプとしても、
60対40くらいまでに留めましょう。
カップルが円満な関係を長く保っていくためには、
「どちらか一方がメリットを受ける」関係性ではダメ。
少なからず、お互いに協力し合い、支え合える関係を意識してください。
そもそも、恋人同士だけでなく、親子でも、師弟でも、
「特定の1人に、気持ちや時間を費やす」のは、依存であり、自己満足。
本当に彼が望んでいるのは、
「自分だけを見てもらう」ことでも、
「家事をしてもらう」ことではないでしょう。
ましてや、
「その見返りを求められる」ことでも、
「束縛される」ことではありません。
では、彼はどんなことを望んでいるのでしょうか?
もちろん、人それぞれのところもあると思いますが、
多くの男性が求めるのは、「生き生きとした姿を見せる」こと。
恋愛だけでなく、仕事、趣味、友人関係などを
バランスよく楽しんでいる姿を見ると
「つき合いやすい」「彼女を選んでよかったな」と思えるのです。
“尽くし体質”の人は、その傾向を少しずつ減らしていきましょう。
もしあなたが今、「恋愛が第一」「彼中心」の生活をしていたとしても、
それは一時のこと。
ゆくゆく結婚し、子どもが生まれたら、その気持ちは収まっていきます。
そのとき、今度は何に尽くすのでしょうか。誰に依存・執着するのでしょうか。
多くの人は、子どもに求めます。
そんな生き方を繰り返していては、尽くす相手に負担を強いるだけで、
関係の悪化は免れません。
パートナー、子ども、仕事、趣味、友人などをそれぞれ楽しむ。
生きている限り、バランスのいい生活をして、
大事な人とのよい距離感を保って欲しいと思います。
※@nifty恋愛・結婚からの寄稿です。
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